今週の空模様
今週も「現実性」「今までのルール」を重んじる山羊座エリアと「改革」「社会を再構築する」水瓶座エリアに天体の運行が集中しています。
2月1日には水瓶座エリアで新月もあります。新月は物事の切り替えや、新しいことをスタートするのに相応しいタイミングです。
新月などの天球のイベントは、それがそれぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。
頭で考えることは大事ですが、それ以上に時代の潮流を敏感に察知し、肉体性や現実に起きていることをしっかりとベースにして今の対処と未来をイメージしていく週です。
占星術では、情報を読みとる対象として、天体の他にも「ドラゴンヘッド」という要素があります。月の軌道である白道と太陽の軌道である黄道が交差する点であり、黄道に対して月が昇っていくポイントを「ドラゴンヘッド」と呼びます。
ドラゴンヘッドは社会の動向と個人の欲求の合致点として読んでいきます。社会と自分の願いが合致するので「大願成就ポイント」と言っていいのかもしれません。
また、ドラゴンテイルの対向ポイントはドラゴンテイルと呼ばれます。
2022年1月、ドラゴンヘッドは双子座エリアから牡牛座エリアに移行をしました。
そのため、社会的に求められるものの傾向が変化します。
双子座が司るのは情報や知性、コミュニケーションなど。牡牛座は肉体的、五感的な分野を司ります。
この移動によって、情報を重視し、データによって動く世の中から、より物質的で五感的に豊かなものを求める世の中への展開になりそうです。
物欲や所有欲が強まったり、農業分野に注目が集まったり、肉体性を重視した豊かさの追求などがテーマになりそう。
この影響は2023年7月まで続きます。
魚座の星模様
自分を知る、自分が決める
先週に引き続き、内観を大切にし、教導に従うような週。
その中で、理想の自分と、素の自分とのギャップを直視し折り合いをつけ、どのような存在になりたいのかを、決めていくプロセスがありそうです。
1日の新月は、誰にも見せない心の奥を表すハウスで起きます。そこは深い海の底にも似ていて、自分自身でもとらえきれない感覚があるかもしれません。
それでも自分の考えが変わり、世界を見つめるフィルターを交換することができれば、今まで思っていたよりも世界は優しく、居心地がよい場所なのだと感じられるかもしれません。
自己懐疑的な姿勢を忘れず、自分の価値観を見直し改善、改良していくことは、とても聡明な行動です。
3日に魚座エリアで、本音や感情を司る月と、成長・拡大を司る木星が重なります。
木星は魚座にとって「支配星(守護星)」であり、魚座エリアを運行中の木星はホームグラウンドにいることで、伸びやかで良いコンディションとなっています。
木星と月が重なることで、気持ちが大きく膨らみやすくなり、想像力や妄想力が増し、人を受け入れる力も強まるタイミングです。
程よく利他的な姿勢を保つことが大切です。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」