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1月31日〜2月6日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週も「現実性」「今までのルール」を重んじる山羊座エリアと「改革」「社会を再構築する」水瓶座エリアに7つ天体の運行が集中しています。

2月1日には水瓶座エリアで新月もあります。新月は物事の切り替えや、新しいことをスタートするのにふさわしいタイミングです。

新月などの天球のイベントは、それがそれぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

頭で考えることは大事ですが、それ以上に時代の潮流を敏感に察知し、肉体性や現実に起きていることをしっかりとベースにして今の対処と未来をイメージしていく週です。

占星術では、情報を読みとる対象として、天体の他にも「ドラゴンヘッド(昇交点)」という要素があります。月の軌道である白道と太陽の軌道である黄道が交差する点であり、黄道に対して月が昇っていくポイントを「ドラゴンヘッド」と呼びます。

ドラゴンヘッドは社会の動向と個人の欲求の合致点として読んでいきます。社会と自分の願いが合致するので「大願成就ポイント」と言っていいのかもしれません。

また、ドラゴンヘッドの対向ポイントは「ドラゴンテイル(降交点)」と呼ばれます。

2022年1月、ドラゴンヘッドは双子座エリアから牡牛座エリアに移動をしました。そのため、社会的に求められるものの傾向が変化します。

双子座が司るのは情報や知性、コミュニケーションなど。牡牛座は肉体的、五感的な分野を司ります。

この移動によって、情報を重視し、データによって動く世の中から、より物質的で五感的に豊かなものを求める世の中へと進展しそうです。物欲や所有欲が強まったり、農業分野に注目が集まったり、肉体性を重視した豊かさの追求などがテーマになりそう。

この影響は2023年7月まで続きます。

双子座の星模様

正気に戻る

先週に引き続き、成長・拡大を司る木星が天頂を運行している影響により、仕事運は上昇中です。

忙しさはあるかもしれませんが、自分のペースがつかめてくることでリラックスモードで対応できそうです。

1日に、学びを深めていくハウスで新月があり、あらためて学習方法についてプランを立てたり、学習の見直しや、仕切り直し、もしくは新しい学びをスタートするのにふさわしいタイミングとなります。

叡智を得ることや、海外との縁に関することなどをアファメーション(天への宣誓)するのもおすすめです。

ドラゴンヘッドがもたらす作用は「社会的拡張」であり、双子座にドラゴンヘッドがあった2020年5月から今年の1月までは、情報伝達やコミュニケーションの分野で「拡張」が起こっていました。

双子座の人はその影響を強く受けやすく、仕事や社交の運気が上がり、なぜか目立つ場面が多かったかもしれません。

注目度が高かったからこそ頑張れた場面もありますが、もっと頑張らなくては!と自分を追い込んでいた人もいるのではないでしょうか。

ドラゴンヘッドが1月に牡牛座に移動をしたことにより、焦燥感から解放される感覚がありそうです。少しリラックスして、自分がつらくないペースを取り戻していきましょう。

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