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1月31日〜2月6日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の山羊座(12/22~1/19生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週も「現実性」「今までのルール」を重んじる山羊座エリアと「改革」「社会を再構築する」水瓶座エリアに7つ天体の運行が集中しています。

2月1日には水瓶座エリアで新月もあります。新月は物事の切り替えや、新しいことをスタートするのにふさわしいタイミングです。

新月などの天球のイベントは、それがそれぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

頭で考えることは大事ですが、それ以上に時代の潮流を敏感に察知し、肉体性や現実に起きていることをしっかりとベースにして今の対処と未来をイメージしていく週です。

占星術では、情報を読みとる対象として、天体の他にも「ドラゴンヘッド(昇交点)」という要素があります。月の軌道である白道と太陽の軌道である黄道が交差する点であり、黄道に対して月が昇っていくポイントを「ドラゴンヘッド」と呼びます。

ドラゴンヘッドは社会の動向と個人の欲求の合致点として読んでいきます。社会と自分の願いが合致するので「大願成就ポイント」と言っていいのかもしれません。

また、ドラゴンヘッドの対向ポイントは「ドラゴンテイル(降交点)」と呼ばれます。

2022年1月、ドラゴンヘッドは双子座エリアから牡牛座エリアに移動をしました。そのため、社会的に求められるものの傾向が変化します。

双子座が司るのは情報や知性、コミュニケーションなど。牡牛座は肉体的、五感的な分野を司ります。

この移動によって、情報を重視し、データによって動く世の中から、より物質的で五感的に豊かなものを求める世の中へと進展しそうです。物欲や所有欲が強まったり、農業分野に注目が集まったり、肉体性を重視した豊かさの追求などがテーマになりそう。

この影響は2023年7月まで続きます。

山羊座の星模様

筋肉は正義

先週に引き続き、山羊座には逆行中の水星、金星、火星、冥王星が運行中。セルフケアや自己開発をテーマにすると良い時期となります。

とくに火星が山羊座エリアを運行していると、意欲が湧き上がり、活動量が増え、筋トレなどをしたくなるタイミングになります。

火星は3月初旬まで山羊座エリアでパワーを与えてくれるので、集中的にジムに通うのも良さそうです。

1日の新月は自己財産のハウスで起きます。

株をしている人は、持っている銘柄の見直しなども良さそう。手堅い選択ができそうです。お金の使い方について、昨年を確認しつつ、今年どのように何に使っていくのかの予定を立てることもおすすめします。

3日に、成長・拡大を司る木星と、心や身体を司る月が、軽やかなコミュニケーションのハウスで重なります。

そのことから異業種交流会などで偶然に知り合って仲良くなった人と気さくにお喋りをしているような光景が浮かんできます。カフェテリアで緊張を緩め、息抜きしている様子にも似ています。

感染症対策をしっかりして、(直接会うのが難しいようであればビデオ通話などを介して)友人とお茶するのも良さそうです。

ドラゴンヘッドが牡牛座に入ると、物欲や恋愛意欲が高まってくるかもしれません。本当に欲しいものなのか、本当に執着したい相手なのか、勢いで決めることなく、しっかりと吟味していきましょう。

アーティストの玉山拓郎

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