今週の空模様
今週は、例えるならば「安全装置の確認」時期です。
少し先の話をしますが、2月中旬から3月中旬の太陽が魚座エリアを運行する時期は、境界線が溶け、陶酔と幻想の力が強まることで世界が迷走しやすい期間となりそうです。
ニューノーマルな世界を羽化後の蝶とするならば、この「溶ける時間」はイモムシがサナギになって変態していく様にも似ています。
溶けて緩まるからこそ体験できることもありますが、その力に翻弄されすぎないように、「安全装置の確認」をしていくことが大事になります。
今週は少し未来のことも考えつつ、しっかりと過去の振り返りと、未来の設計図を描くことが大切です。
ホロスコープを読むときに使われる基本10天体のうち、7つの天体が山羊座と水瓶座を運行し、ふたつの星座に共通する「社会構造」というテーマが色濃く出てきます。
山羊座の「縦方向の構造」と水瓶座の「横方向の構造」を見つめ直すチャンス。
今現在、社会に噴出している問題を鋭く精査していくために、過去の公的な機関や人物の過ちについて厳しい追及があったり記録(公文書)などの問題について見直しがされたりするかもしれません。
「こんな社会でいいのか」を考えること。
社会的責任の行方、公助の必要性、税金について、人権について、国からの補償について、多くの人が興味を持ち、求めていくことがテーマになります。
獅子座の星模様
真剣に、意欲を持って乗り越える
太陽と責任と試練を司る土星が、パートナーシップや結婚、契約を意味する場所を運行することにより、真剣交際を考える相手との出会いや、入籍といったテーマが浮かびやすい時期となります。
長く待たせていた相手がいれば、このタイミングで今後の入籍の予定や住まい方、働き方などを相談するのが良いでしょう。
成長・拡大を司る木星が魚座を運行する期間は、深く強く人と、ロマンチックに繋がることで幸運がもたらされます。ご先祖様や目に見えない存在の計らいで出会うような縁もあるかもしれません。情緒的な感性を大事にしましょう。
山羊座エリアに5つの天体が運行する影響により、仕事でやるべきことが再び増えてきそうです。
特に24日には意欲とバイタリティを司る火星が、26日には知性と情報を司る水星が逆行し、それぞれ山羊座エリアに入ります。その影響で急ぎ案件や、年末に関わったものの差し戻しや再確認作業などが生じるかもしれません。意欲的に取り組めば、問題なく乗り越えられるでしょう。
息抜きには火を使ったクリエイティブなことがおすすめ。バーベキューや焚き火など、火の気配を浴びることで元気になります。
妄想書店。私が本屋を始めるなら。Vol.1:ミュージシャン・曽我部恵一