今週の空模様
西洋占星術においてシーズンの区切り方は「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の4つです。
12月22日の「冬至」は太陽が山羊座エリアに入る瞬間でもあり、一年を4つに分けたうちの、4つめのタームである「第4四半期」の始まりです。
「冬至」から翌年の「春分」（2022年3月21日）までの運勢はこの日の星の配置を読むのです。
逆行を始めた金星が冥王星と寄り添うことで、「喜びの再確認作業」「取りこぼしたものを回収する」「愛についてもう一度考える」のテーマが浮上。
また、月は金星・冥王星と対向の位置につき、安穏とした古い環境に、心からの叫びのようなパワーで、新しい要素を強引に取り入れる様子。
山羊座エリアに入った太陽は、成長と拡大を司る木星と調和角度を取り、思考とコミュニケーションを司る水星は改革を司る天王星と調和的に手を繋いでいます。
その配置により、穏やかに物語が進むより、波瀾万丈なドラマが生まれそうな第4四半期。大きなテーマは「心のデトックスと癒やしのメソッドを学ぶ」こと。
他者との関わりの中で人間の心の働きを理解し、状況を全体的に把握し、冷静な視座をもって適切な反応を心がける訓練です。
また24日には土星と天王星の激しいぶつかり合いが生じ、刷新、改革のための衝撃があらわれる雰囲気。社会に激震を起こす出来事があってもおかしくない配置です。
未来を拓くために闇を切り裂く一撃。大きく社会が変わりそうな兆しがあります。
天秤座の星模様
帰省の計画を進めて、地元の友人知人と連絡を取り始めるような光景（もしくは親や地元の友人から「いつ帰ってくるの？」の連絡が来そうな週）。
物事を安定化させ堅牢にする作用の土星と、成長と拡大を司る木星は「創造性の部屋」を運行中。美意識や感性を磨く行動が吉です。
多くの天秤座には、流行やデザインに対する審美眼やセンスが備わっています。この時期の嬉しいことや楽しいことの中には、「良いデザインに触れる」経験も含まれてくるでしょう。
帰省をするのであれば、近辺の垢抜けたスポットやデザインの優れたホテルに行くのもおすすめ。帰省をしない場合は、自分の居場所に関するエネルギーが活性化するので、模様替えや引っ越しの計画なども出てくるかもしれません。
また、木星が年末に「創造性の部屋」から「他者に貢献する部屋」に移動します。ぜひ移動前に2022年やりたいことがあれば、やる計画だけでも立てておくこと。協力してほしい人にもオファーをすると良さそうです。
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