今週の空模様
12月4日に射手座のエリアで月は新月を迎えます。今回の新月のテーマは「遺跡発掘」。そこにあるけれども、ずっと今まで見えなかった、地下の古代遺跡を探し当てる光景に似ています。
また、愛と幸運の天体の金星は運命を強調する冥王星と寄り添い、さらに存在感を高めます。輝く金星がまるでランタンの光となって遺跡発掘の地下道を照らします。
そこで発見されるのは、私たちが見失っていた「利他的な愛」や「執着心のない施し」「慈悲や慈愛」「寛容さ」です。
今よりもっと、相互理解が深まり、人と人との関わり方から緊張感が抜け、さりげない優しさで打ち解けあうための場面が広がります。
「射手座エリアの新月」は、来年の6月の「射手座エリアの満月」に収穫をするための「新しい種まき」です。ここから始めたことがより良い「心の発掘」へと繋がるように、人間としての強さと優しさを育てていきます。
新月の起きる「射手座のエリア」は、12の星座たちにとってそれぞれ違う「部屋」に配置されます。占星術で「部屋」とは、地上で起こる12の場面やシチュエーションを表し、同じ新月でもどの「部屋」にいるかによって意味が変わります。
新月は、「部屋」のテーマに合わせたアファメーション(宣誓)を天にするのにいいときです。「願いが叶った」という完了形で、箇条書きで5~10個の願い事を手帳や便箋に手書きします。結果は半年後の2022年6月に確認できます。※毎月新月があるので興味のあるテーマのときにやってみるのがいいでしょう。
今週は、星座ごとの「新月種蒔きのテーマ」を中心に読み、それぞれにおすすめのアファメーションも紹介します。
乙女座の星模様
乙女座にとって「プライベートな出来事」を示す部屋で起きる新月種まきのテーマは、「魂の故郷を再確認」です。
血縁があるように、地縁というものがあります。生まれ育った土地はもちろん、初めて訪れたのになぜか懐かしい気持ちになる、居心地のいい場所や空間や地域も、地縁があると言えます。
魂が喜ぶ場所にたどり着くことを素直に自分に許せて、直観や超越的存在を信じて委ねる柔らかさがあれば自然とその場所に導かれるかも。
インスピレーションに任せて散歩をするのにも良いタイミング。日常から少し離れることで、普段見えない自分の心と向かい合うことができそうです。
アファメーションテーマ
自分の帰属意識が繋がる場所についてアファメーションをすると吉。帰りたい場所が見つかりました、家族になる人と縁ができました、心落ち着く仕事に就けました、など。
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