今週の空模様
11月5日に蠍座のエリアで月は新月を迎えます。今回の新月のテーマは世界を「実験場」として捉えること。問題解決の直観力を求め、リスクを引き受ける勇気。そして新しい世界へ転換する集合意識をイメージするものです。
この世がどんな原理で動いていて、また何に支配されているのかということを知った人々が、それぞれの言葉を使って世の中にメッセージを紡いでいくような場面でもあります。
「蠍座エリアの新月」は、来年の5月の「蠍座エリアの満月」に収穫をするための「新しい種まき」です。ここから始めたことがより良い「実験場」へと育つように、失敗や迷走も必要なものとして受け入れられたら良さそうです。
新月の起きる「蠍座のエリア」は、12の星座たちにとってそれぞれ違う「部屋」に配置されます。占星術で「部屋」とは、地上で起こる12の場面やシチュエーションを表し、同じ新月でもどの「部屋」にいるかによって意味が変わります。今週は、星座ごとの「新月種まきのテーマ」を中心として読んでいきます。
牡牛座の星模様
牡牛座にとって「他者に関わることの部屋」で起きる新月種まきのテーマは、自分の変わりたい心を反映した、出会いの様子。
交際相手や契約相手、もしかしたらライバルかもしれない「相手」は今のあなたにどんな存在として映っているでしょうか。その相手をきっかけに大変身するような、新月のときです。
また、変革の天体である天王星は2018年頃からじっくりと牡牛座に変容を促してきました。今は試練や鍛錬を司る土星の強い関わり方によって、さらに妥協することなく「自分のなりたいもの」になることを余儀なくされる場面に直面しています。実験するような気持ちで、さらに一歩前へ。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.1:小宮山雄飛「1日の終わりに、手作りおつまみと1杯を」