今週の空模様
11月5日に蠍座のエリアで月は新月を迎えます。今回の新月のテーマは世界を「実験場」として捉えること。問題解決の直観力を求め、リスクを引き受ける勇気。そして新しい世界へ転換する集合意識をイメージするものです。
この世がどんな原理で動いていて、また何に支配されているのかということを知った人々が、それぞれの言葉を使って世の中にメッセージを紡いでいくような場面でもあります。
「蠍座エリアの新月」は、来年の5月の「蠍座エリアの満月」に収穫をするための「新しい種まき」です。ここから始めたことがより良い「実験場」へと育つように、失敗や迷走も必要なものとして受け入れられたら良さそうです。
新月の起きる「蠍座のエリア」は、12の星座たちにとってそれぞれ違う「部屋」に配置されます。占星術で「部屋」とは、地上で起こる12の場面やシチュエーションを表し、同じ新月でもどの「部屋」にいるかによって意味が変わります。今週は、星座ごとの「新月種まきのテーマ」を中心として読んでいきます。
魚座の星模様
魚座にとって「叡智と哲学、海外との縁」の部屋で起きる新月種まきのテーマは、自分の新たな可能性への学びを示しています。
世の中にある難しい課題を目にしたときに、多くの人はひるんでしまうかもしれません。しかし、魚座の眼前には「まだ見たことのない未来」が美しい海のように広がっています。その海を自由に泳ぐには何を学べばいいか、あれこれ試すときです。
奇想天外なお喋りから学びへの扉が開くこともあるので、古い型にはまった人と交流するよりも、より自由で刺激的な人と繋がっていくように。働くことや社会に関わる場所に喜びと幸運を司る金星がいるので、朗らかに楽しんで仕事をすればますます運気が上がりそうです。
窓辺で創作すれば音楽も外に開いていく。音楽家・蓮沼執太が語る窓