1.「桜詩集」/南野陽子
南野陽子さんの「桜詩集」は、2011年にリリースされたデビュー25周年アルバムの一曲。初めて聴いた時、「あ、この曲知ってる!」と。実は、1988年リリースのアルバムに収録されている「氷のダイヤモンド」の歌詞違い。
「氷のダイヤモンド」は、恋人同士が初めての冬を雪山のロッジで過ごすロマンティックな歌。そこから二十数年経ち、別々の人生を歩んだ2人が、目黒川で桜が咲いている時期に再び出会うのが「桜詩集」。時を超えて歌がつながったことに心が動かされました。
2.「抱きしめたいのはあなただけ」/和久井映見
和久井映見さんの「抱きしめたいのはあなただけ」は、昨年末、Spotifyから「今年あなたがよく聴いた曲」という知らせが来たとき、「第1位」だったんです。30年前の曲なのに(笑)。
当時、大阪でCMソングとしてよく流れていて、好きな曲だったんです。これも時を超え、Spotifyで再び出会った。第2位は、池田政典さんの「SHADOW DANCER」。一体今は何年なんだろう(笑)。
3.「サヨナラのあくる日」/つみきみほ
そして、つみきみほさん「サヨナラのあくる日」。つみきさんは僕と同学年。彼女がデビューしたとき、僕ら普通の男子中学生は、受け止め切れなかった。ものすごくおしゃれで、めちゃくちゃ美人。
好きになっていいかすらわからなかった。これは3枚目のシングル「時代よ変われ」のカップリング曲。リリース時、つみきさんが「メジャーになりたいと思います」と宣言していたのを妙に覚えているんです。