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Brutus Best Bets〈パシフィックファニチャーサービス〉のブランケット、〈セルジオ ロッシ〉のローファーetc.

知れば欲しくなる。とっておきのニューアイテム。

photo: Yoshio Kato / styling: Satoshi Kamei / text: Keiichiro Miyata

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PACIFIC FURNITURE SERVICE

PACIFIC FURNITURE SERVICE/パシフィックファニチャーサービスのブランケット

一人用サイズが仲間入り。

〈パシフィックファニチャーサービス〉の定番ブランケットから、これまでよりも一回り小さいサイズが登場。肩から掛けても膝に掛けても最適な大きさ。ウェールズ地方の伝統柄を配した生地は、毛が細くて柔らかいラムウール製のまま。表裏で配色が異なるのも味わいの一つ。一度包まれたら、もう家でも山でも手放せない。

H150×W100cm。19,800円(パシフィックファニチャーサービス TEL:03-3710-9865)

Sergio Rossi

Sergio Rossi/セルジオ ロッシのローファー

スニーカー並みの軽さ。

“サマーカジュアル”をテーマにした〈セルジオ ロッシ〉の新作ローファーは、とにかく軽やか。グリーンのアッパーにホワイトソールを組み合わせた涼やかな配色。スポンジのようなフカフカとしたソールの重量は従来の半分以下。ソールが劣化しにくいように撥水加工が施されているため、雨上がりの日でもガンガン履ける。

91,300円(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス TEL:0570-016600)

Personal Effects

Personal Effects/パーソナル エフェクツのTシャツ

今はなき文化がTシャツに。

市民ラジオとも呼ばれ、1970〜80年代に世界で親しまれたCB無線。愛好家によるオフ会が盛んだった英国では、趣味を共有する仲間たちと“アイボールカード”と呼ばれる名刺を交換する社交的な文化が根づいていたそう。今では誰のものとも特定できないカードに描かれたグラフィックから着想を得たモチーフがTシャツにプリントされた。

各14,300円(パーソナル エフェクツ/マッハ55リミテッド TEL:03-5846-9535)

URU

URU/ウルのパンツ

デザイナーの頭の中を具現化。

〈ウル〉のデザイナー、漆山政春が毎シーズン服作りの前に制作するイメージボードがある。それは本来、門外不出のものだが、今季は特別に洋服のグラフィックとして日の目を見る。絵画用の筆やペンを使い、頭の中のイメージを書き留めるようになぐり書きされた色や線。キャンバスに見立てたペーパークロスコットン製の白地のパンツに、大胆にプリントされた。

35,200円(ウル/エンケル TEL:03-6812-9897)

SOWBOW

SOWBOWの半纏

春の訪れを知らせる一枚。

通称“どてら”と呼ばれる綿入りの半纏。その綿を旧暦の4月1日に抜いて衣替えしていた、日本古来の風習を着想源に春用のジャケットを製作。その名も《四月一日》。福岡の老舗半纏屋〈宮田織物〉で織られた、ストライプ柄と無地のブルーを着回せるリバーシブル仕様。いつもの格好にバサッと羽織るだけで、和のテイストをミックスした粋なスタイルに。

36,300円(ソウボウ sowbow.d@gmail.com

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