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塩梅いい身だしなみ by VOW-VOW:おウチヘッドスパ

ビューティエージェンシーのVOW-VOWに所属するアーティストを招き、目からウロコのテクニックや知識、普段使いできるプロダクトを紹介するビューティ連載。今回はヘアスタイリスト兼ウィッグメーカーのYUTA KITAMURAから、湯船に浸かりながらできる簡単ヘッドスパのハウツーを教わる。

Photo: Asuka Ito / Edit: kontakt

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臭いや抜け毛の原因を
根っこから対策する。

シャンプーの後に行うヘアトリートメントやコンディショナーを使って頭皮のマッサージをする人もいますが、トリートメントは髪の毛を保湿するためのプロダクトです。

一方、今回ご紹介するエッセンシャルオイルやスカルプオイルは、髪の毛ではなく、髪の毛が生える頭皮をより健康な状態にするのが目的。血流を良くする成分が入ってきたり、鎮静効果のあるものがあったり……とさまざまあります。それらを使ってマッサージをすることで太くてハリのある髪の毛が生えてくるような土壌をきちんと作ってあげます。

湯船に浸かりながら10分でできるおウチヘッドスパ。
湯船に浸かりながら10分でできるヘッドスパ。使用する専用オイルの香りも空間に広がるため、リラックス効果も抜群。

私自身もオイルを使った頭皮マッサージを始めたのは、30代になり、頭皮の臭いが気になり始めたのがきっかけでした。頭皮のエイジングは30代から始まるといわれています。血流が悪くなることで、油分が減り、頭皮も硬くなっていく。

そのエイジングをなるベく緩和してあげるという意味でも、オイルを使って習慣的にマッサージをするのが効果的。少なくとも週1回のペースを継続していくことをおすすめします。今回紹介する方法は、本当に簡単で、湯船に浸かりながら10分あればできる方法なのでぜひトライしてみてください。

オイル選びから始まる
おウチのヘッドスパ。

スカルプオイルは基本的にシャンプー前に使います。髪はドライのままでいいのか、ウェットにした方がいいのかはオイルによって異なりますが、各工程をそれぞれ約2〜3分、計10分ほど湯船に浸かりながらゆっくりと時間をかけてマッサージ。

するとバスルーム全体にアロマの香りが充満するのでストレスも緩和。リラックス効果で気分も良くなると思います。

マッサージした後は、シャンプーが頭皮につかないように泡立てて優しく洗い流します。せっかくいい成分が浸透して整った頭皮にシャンプーが残ってしまっては台なしです。しっかりとシャワーでゆすいであげましょう。

頭皮の臭いや抜け毛で悩まれているお客さんにも同じヘッドスパをおすすめしています。ただヘッドスパに関して最も難しいのは、どんなオイルを使っていいのかわからないということ。なので、今回は3種類のスカルプオイルと簡単にできるマッサージ方法をご紹介します。

HOW TO
MASSAGE YOUR HEAD

1、まずは頭皮全体をほぐすことから。指の腹を使い、生え際からつむじに向かってジグザグに動かしていく。

おウチヘッドスパ手順1

2、次はタッピングといわれるマッサージ方法。指先で頭皮をつかみ、リズミカルに頭皮を弾くようにマッサージ。

おウチヘッドスパ手順2

3、最後は指の腹を使って頭皮をつかみ、3回ほど円を描くようにつむじに向かって動かしながら揉みほぐしていく。

おウチヘッドスパ手順3

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