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雨宮零の改運指南:緑色をしおりにして、出世をめざす

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもので、運は、良くも悪くも改まっていくという考え。どうすれば、運を良くする(開運する)ことができるのか、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。前回の「『火行』が強まる6月は、人気運上昇のチャス」を読む。

edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

6月は「偶然の出会い」といったキーワードにまつわる出来事がありそう。これは人間関係だけでなく、モノやコトも含みます。偶然の出会いによって新しい人生や自己を見出すことができるでしょう。また、新しい人、モノやコトとの出会いは別離のはじまりでもあります。しかし、この時期に起こる別離はポジティブな意味合いが強いので、あまり心配しなくても大丈夫。予期しないことを楽しむ気概で過ごしましょう。ただし、男女問わず、「女難(色恋沙汰だけでなく、女性が関わる難事)」には注意が必要です。

前回の「『火行』が強まる6月は、人気運上昇のチャンス」を読む。

五行説のエネルギーを使い、出世運を上げる開運法

前回、五行説についてご説明しましたが、今回はもう少し詳しくお伝えいたします。

実は五行説というのは、4+1でできていると考えられます。四行は四季の巡りで、順番で書くと、木→火→金→水です。

五行説は東アジア発祥の考えで、中国には日本と同じく季節風があります。春は東風(こち)、夏は南風(はえ)が吹くといったように季節風の考え方を入れることで、風と方位を結びつけました。

方位は空間ですので、東西南北に加え真ん中をつくり、そこを土行としました。

季節は時間の巡りなので、空間の真ん中の代わりに季節の変わり目の4カ所に土行を入れましたが、中国医学には長夏(ちょうか)という考え方があり、夏の終わりの湿気の多い時期を別の季節として立てていることから、夏の土用がクローズアップされ、春、夏、土用、秋、冬となり、五行の循環として木・火・土・金・水という五行の循環となりました。

この五行説のエネルギーを使った考え方が、前回と今回の開運法です。少し専門的過ぎますので詳細は記載しませんが、今回の開運法もまた、日付と行動を使ったものです。

具体的には、【6月26日の1〜22時までの間】に、お財布に緑色のしおりを挟み、お守りとして持つようにしてください。

前回と同じく、葉をお守りとしても良いですが、実際の植物でも構いません。この場合は枯れ葉ではなく、緑色の葉っぱを使ってください。出世運や地位を望む人にはこれが強力なお守りとなります。

なお、こういった日時を使った開運法は、ピンポイントで厳密に行う必要があるゆえ、強力な効果が期待できます。準備と日付を忘れず、ぜひ試してみてくださいね。

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