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伊賀大介が偏愛する古書店。巣鴨〈闘道館〉

達人は達人を知るという。そしてその道のプロフェッショナルにしか出会えない、エキスパートな古書店も存在する。各界で活躍するクリエイターにそれぞれが信頼する専門古書店を紹介してもらった。

Photo: Shin-ichi Yokoyama / Text&edit: Kaz Yuzawa

闘道館(巣鴨/東京)

紹介者:伊賀大介(スタイリスト)

僕は根がファッションの人間ではないので、迷いが生じた時は昔の週刊プロレスやアメリカのファンジン、ボクシングマガジンなどをボケーっと眺めます。このコスチュームがヤバい!的なベタな着地はしませんが、強引なレイアウト、粒子粗すぎの試合写真、パソコンで仕事してない雑誌の感触には心が震える。闘道館の古雑誌の匂いだけでメシ三杯イケます。

巣鴨〈闘道館〉店内
古書コーナーにはレスラーの著書や写真集から専門誌のバックナンバーまでが。

格闘技プロレス専門古書店。2001年に格闘技プロレス専門古本喫茶から始め専門古書店へ。そして今や本からマスクまで格闘技プロレス全般を取り扱う。スポーツ系サブカルの王道、格闘技プロレスの魅力満載最強ショップ。