20年以上いつも傍らにある、さりげない子
2000年に、ハビタから売り出されたリプロダクト。発売当日、勤務先の昼休みに買いに行ったのを覚えています。あれから24年、一昨年に家を新築した際に決行した断捨離もくぐり抜け、気づけばずっと傍らにある。
スツールとしてはもちろん、テレビ台、ベッドサイドテーブルなど引っ越すたびに役割が替わり、今はお風呂椅子として活躍しています。クラシックできちんとデザインされていて、ロングライフで。
決して派手ではないけれど、自然と一緒にいられる。バイヤーという仕事柄、モノをため込まず、自分の中を通り過ぎたら(役目を終えたと感じたら)手放すようにしていて。そう考えると、これくらいのさりげなさが一生ものだと思うんです。