半世紀以上前の無銘のみやげを引き継ぐ不思議さ
1958年開催のブリュッセル万博の会場に立つ、高さ103mの巨大モニュメントが「ATOMIUM」。分子構造のような未来建築で、球をつなぐ直線部分にエスカレーターが通っている。
ATOMIUMの模型はいくつか集めていますが、もともと鉄の結晶構造を模してアルミ板を張った建造物なので、メタリックな素材で再現したものが多い。あえて木製というのは珍しく、ウォールナット素材のものも持っていますが、これはさらに貴重なブラジリアンローズウッドで、自分的にはATOMIUM模型の最高峰。
おそらく非公式なみやげ物で、当時は見向きもされなかったはずです。次は、同じものがもう一つ二つ欲しいですね。数を並べると、また光るものがあるんです。