現代美術家・エリイ
岸田劉生の桃の絵画
《麗子像》で知られる、大正から昭和初期に活躍した洋画家・岸田劉生の作品。「もともと《麗子微笑》が好きだったのですが、ある日チャリをこいでいて通りかかった銀座の画廊で出会った一枚。彼を師とする椿貞雄の《静物(桃)》を見たことがあり、同じ桃を描いていたりしたら面白いなと時空を超えた絵の向こう側にある風景が展開できる。朝目覚めて最初に目につく場所に飾っていて、見るたびに一枚の絵の向こう側へ思いを馳せることができます」
モデル・大石 学
〈ガーミン〉のインスティンクト2X デュアルパワー タクティカルエディション
趣味の登山のために手に入れた人生初のGPSウォッチ。GPS機能や、ルートトラッキングなど役立つ機能が満載。山や旅でも重宝している。もともと時計をすることが少なかったというが、今では片時も手放せなくなった。「心拍とか睡眠の質とか、これまでまったく意識していなかったんですが、この時計を手に入れたことで俄然気になってくるから、見える化って面白いですよね」。
山伏、芸術家・坂本大三郎
〈山正〉の日本一黄金山
「風邪をひいた時に葛根湯を飲んだらすごい効き目だったのがきっかけで、東洋医学に興味を持ったんです」。鍼(はり)やお灸など、自分自身に施すなら免許不要なので、いろいろ試行錯誤した中でも、お気に入りなのが明治28(1895)年創業の〈山正〉のもぐさ。厳選されたヨモギを使った最上級品。点灸用で、米粒大にしたものを患部にのせて線香で火をつける。「東洋医学という奥深い世界の入口としては手軽でいいと思います」。
写真家・佐藤健寿
〈リモワ〉のオリジナルコンパクト
手荷物にしたい機材などを収めるのにちょうどいいサイズ感。辺境などに行くと航空会社によっては、機内持ち込みギリギリのサイズだと断られることもあったが、これなら今のところ問題なし。「開き方に特徴があって、立てた状態のまま開けることができるので、撮影現場などでも機材にアクセスしやすいんです。開いた時の真ん中のスリーブにはノートPCを収納。機内の通路でも取り出しやすいところも気に入っています」。
イラストレーターなど・みうらじゅん
映画『M3GAN/ミーガン』のグッズ
ジェイソン・ブラム、ジェームズ・ワン製作で、AI人形の恐怖を描いたサイコスリラーの劇場グッズ。「チラシを見た時から観たくて仕方がなくて、公開初日に映画館に行きました。パンフは必ず買うけどグッズもいろいろ出てて、つい映画を観る前からいろいろ買っちゃいました。何に一番グッときたのかというと、やっぱ主人公のミーガンの顔なんですよね。“ラブドールチック”にグッときました(笑)。
結局僕はいくつになってもドール系を求めてるんです」