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ギャラリー〈KAYOKOYUKI〉が推薦!今買うならば、このアート。松下和暉の《When I said that, when I shit DATA》

都内のアートギャラリーとショップに聞いてみました。「今買うならば、どんなアートがいいですか?」絵画、立体、写真。どれも部屋に飾れる小さなアート。ブレイク前夜の、未来のスターアーティストもこの中に!

text: Shiho Nakamura

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組み替えられた言葉と絵の間を行き来する面白さ

松下和暉の《When I said that, when I shit DATA》

下の作品以外にも《Trans-Parent(STAP ran rent)》や《worth is no red, in other words》など、謎めいたフレーズやアナグラムが用いられたタイトル──時にそこから制作を始めることもある松下和暉の絵画では、紙やキャンバスなどの支持体が詩的表現の延長として活用されています。

描かれたモチーフは言葉そのもののようでもあり、画面の余白は詩節のエッセンスをも呼び起こすよう。じっくり眺めていると、言葉と絵画を親密に行き来する中に「読む・見る」ことの意味を反転させるユーモアが忍び込んでいるのを発見できて、面白いです。

(KAYOKOYUKI/結城加代子)

アーティスト・松下和暉の作品
1,500 USD *USドルのみで販売
2018年/紙にマーカー/21×17cm
©Kazuki Matsushita, Courtesy of the artist and KAYOKOYUKI

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