『建築を楽しむ教科書』について
今、私たちが暮らしている町に、そして日本中に、名作と称される建築がたくさんあります。建築のことを知れば、いつもの町の見え方も、旅先の選び方も変わってくるはず。過去好評を集めたBRUTUSの建築特集「日本の建築家28人と作った建築を楽しむ教科書」と「建築を楽しむ教科書 伝統建築編」、「建築を楽しむ教科書 小さな建築、愛される建築」の3冊を合本化して、初心者も建築好きも楽しめる大ボリュームの決定版を作りました。
伝統建築から近年作られた名建築まで、全410軒を収録した今号。ぜひ訪れたい建物の紹介はもちろん、近代建築の歴史、建築写真の撮り方、コンペの仕組み、日本美術と伝統建築の関わり、宮大工の仕事、建築業界頻出用語の解説……と、さまざまな視点から、めいっぱい建築の魅力を味わい尽くします。
登場する建築家は、総勢37名。安藤忠雄さん、伊東豊雄さん、隈研吾さんをはじめとした豪華な顔ぶれが、自身の建築論や、心を惹かれた建物について語り尽くしてくれました。
アートやファッション、映画や音楽と同じように、カルチャーの一つとして、建築を楽しんでみませんか。きっと、もっと面白い毎日が待っています。
2022年9月12日発売 1,760円