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建築を楽しむ全10問。建築ドリルに挑戦!

伝統建築から近年の名作まで、建築作品や建築家の雑学を10問出題。出題範囲はすべて9月12日発売のBRUTUS特別編集 合本『建築を楽しむ教科書』から。特集で予習してから挑むもよし、まずは検定で腕試しをしてから特集を読むもよし。目指せ建築マスター!

建築ドリル

建築を楽しむクイズ、建築ドリルスタート!

建築ドリル
第1問
1867年生まれ。アメリカで住宅作家として名声を得たものの、不倫スキャンダルや殺人事件、活動拠点の火災などをきっかけに日本へやってきた、“プレーリー・スタイル”で知られる建築家は?
大地に低く水平に広がる“プレーリー・スタイル”で名声を得る。不倫スキャンダルを機に長らく不遇の時代を送ったが、1937年に完成した落水荘で起死回生。91歳で亡くなるまで800以上の設計を手掛けた。

本誌10ページに掲載。
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第2問
安藤忠雄、石山修武、毛綱毅曠、伊東豊雄、長谷川逸子、早川邦彦、六角鬼丈、石井和紘、富永譲ら、70年代に次々とデビューした建築家たちをなんと呼ぶ?
建築家・槇文彦の論考「平和な時代の野武士達」をもとに、主を持たない戦国の野武士になぞらえて「野武士の世代」と呼ばれた。

大きなクライアントや公共の仕事が不在の時代、個人クライアントを相手にじっくりと至高の作品を作り上げた。

本誌42ページに掲載。
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第3問
この橋の名前と正しい表記は?
延宝元年(1673年)架橋、世界最長の木造アーチ橋。古橋の中でとくに個性的な構造を持つ「日本の三奇橋」のひとつ。

ちなみに、萬代橋は明治19年(1886年)架橋。信濃川に架かるコンクリート橋で、国の重要文化財。

本誌82ページに掲載。
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第4問
豊臣秀吉が山崎の戦い(1582年)の折、千利休に命じて造らせたと伝わる〈待庵〉。その広さは?
現存する中で最も古い茶室である〈待庵〉。その広さはわずか2畳。以降の茶室はすべて待庵抜きで語ることはできないほどの究極的な存在。

本誌104ページに掲載。
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第5問
「未来の都市と建築は新陳代謝する」と考えた黒川紀章が中心となり提唱した建築運動とは?
メタボリズム=新陳代謝の意味。象徴的な建物は〈中銀カプセルタワー〉。世界で初めて着脱可能なカプセルにより実用化された集合住宅。

残念ながら解体となったが、その弟分である別荘〈カプセルハウスK〉は2022年ホテルとしてオープン。

本誌168ページに掲載。
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第6問
建築史家・建築家の藤森照信さん。故郷で、少年時代に呼ばれていたあだ名は?
藤森さんはふるさと・長野県茅野市の畑に、おとぎ話のようなかわいらしく小さな建築を続々と建設。〈高過庵(たかすぎあん)〉〈低過庵(ひくすぎあん)〉など、ネーミングもユニークで楽しい。

本誌170ページに掲載。
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第7問
建築業界でよく使われるほめ言葉、「おさまりがいい」の意味とは?
部材そのものの厚みが薄い場合にも用いる。例:「逃げのないおさまりは驚異的だ」など。

本誌182ページに掲載。
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第8問
この建築の作者は?
東京都小平市にある図書館と公民館の複合施設、〈なかまちテラス〉。高さも形状も異なるボリュームが寄り添うように立つ。

本誌152ページに掲載。
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第9問
この建築の作者は?
鎌倉・建長寺の境内にある、虫を供養するモニュメント、〈虫塚〉。養老孟司さんの依頼で、隈研吾さんが設計。

本誌62ページに掲載。
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第10問
写真の〈スーパードライホール〉ができたのは何年?
バブル期には、思い切った造形の建築が各地に生まれた。設計はフィリップ・スタルク。

本誌184ページに掲載。

BRUTUS特別編集「建築を楽しむ教科書」は2022年9月12日発売。
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