2022年全体の東洋占術的展望
「動かざること山の如し」がテーマになる一年です。時勢としては何かと邪魔が入ったり、思うようにいかないことが多くなる年となるでしょう。また、すれ違いやタイミングのズレが多く起こりそう。思ったように動かないときほど人間はもどかしさを感じますが、それに負けてはいけません。
山はたしかに動かないものですが、それゆえの安心感や安定感もあります。つまり、物事があまりにも動かないときには、動くときではないということ。現状維持、もしくは内面の充実や基盤の整備をしつつ落ち着いて物事を進めることが求められているのです。また、足元がおぼつかないようなことは向きません。
個人の運として、勢いがある人は別ですが、基本的には、ゆっくりと確実に物事を動かしていくことが、開運のキーとなる一年になります。
命数占いとは?
生年月日の数字から運命の数を出して占う方法はたくさんあります。それらの方法の多くに共通するのは、年月日の中でもっとも小さな単位である日が自分自身、月はその背景、年はもっと大きな宿命的な要素を表すという考え方です。一般的には、この3要素すべてを合わせた合計数が運命を表すと考え、その合計数を単数化(一桁の数字にすること)したものを運命数ととらえています。
このやり方で出てくるものは、「黙っていてもそうなる」といった受動的な運命です。しかし、同じ運を与えられてもそれに対してどうかかわり、どう対処するかにより結果は変わってくるもの。
そこで、この命数占いでは、自分なりのかかわりを示す数字である生まれ日を、運命数に改めて足します。それにより、運命に対して自分は何ができ、何を変えられるのかを知ることができるのです。
ここでは宿命的要素である年の数を省き、月と日の合計で受動的運命を表します。その上で、運命に対処する自分の象徴として生まれ日を足します。そこで出た数字を「命数」と呼びます(つまり、結果的に生まれ月+生まれ日×2を単数化したものが命数となります)。
命数算出方法
【1】生まれ月と生まれ日を合計します。
→例えば12月4日生まれであれば、12+4=16
【2】この数字(16)にまた生まれ日の4を足します。
→16+4=20
【3】(2)で出た数字(20)を単数化します。
→2+0=2
この場合「2」があなたの命数となります。