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雨宮零の改運指南:活躍の「場」につながる「運」を呼ぶには、おでこを意識

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもの。運は開くのではなく、良くも悪くも改まっていくという考えのもと、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。前回の「財運や仕事運を上げるには、古い紙の断捨離が効果的」も読む。

Edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

11月は少々厳しい時勢のとき。ただし、ヤケを起こしたり、くさってはいけません。「苦難のときにこそ、自分の真価が問われる」と未来に備えることが大切。特に体調不良、そして色難に注意をしながら、志を大切にすること。今月は、「場」と「運」についてお話しします。

前回の「財運や仕事運を上げるには、古い紙の断捨離が効果的」を読む。

実力があってこそ「運」が活きる。目標達成の「場」を得るには、おでこを出して社会運を上げて。

「英雄无用武之地」という中国の言葉があります。「英雄、武を用いるの地なし」と読みますが、これは、「すぐれた才能を持ちながらもそれを発揮する機会がない」という意味です。日本語でいうところの「宝の持ち腐れ」です。

どれだけ能力があっても、どんなに努力をしても、それを発揮する「場」がなければ、人の役に立ったり、評価をもらったりすることはありません。

能力や努力は、目的を達成するには必要なものです。たとえば、甲子園に出たい野球少年は毎日練習をするでしょう。しかし、いくら能力があり、努力を重ねたとしても、試合に出たり、バッターボックスに立たったりしなければ、何の結果も得られません。

この試合に出たり、バッターボックスに立ったりに当たるのが「場」であり、その場を得られることが「運」なのです。この運は社会運と密接なもので、この社会運を上げる改運法として簡単かつオススメなのは、おでこを出すという方法です。

10月1日のコラムでは、「自宅の玄関を綺麗に掃除することで社会運を上げる方法」をお伝えしましたが、この方法を人間に当てはめると「おでこ」になります。

評価されたい、注目を浴びたい、自己主張をできるようにしたいという方は、思い切って髪型を変えてみてもよいですし、普段からおでこを出している人は、ケアをしっかりしてみましょう。吹き出物やベタついている状態なのはもってのほか。

なお、逆に目立ちたくない人であれば、おでこを隠してみるとよいでしょう。しばらくおでこを隠して、ここぞというときにおでこを出すのもよく、メリハリもとても大切です。

このように、ある特定のことをどうするかによって、逆の意味として使うことが、「開運」だけではなく、「改運」として使えるのです。

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