今月の時勢
11月は少々厳しい時勢のとき。ただし、ヤケを起こしたり、くさってはいけません。「苦難のときにこそ、自分の真価が問われる」と未来に備えることが大切。特に体調不良、そして色難に注意をしながら、志を大切にすること。今月は、「場」と「運」についてお話しします。
前回の「財運や仕事運を上げるには、古い紙の断捨離が効果的」を読む。
実力があってこそ「運」が活きる。目標達成の「場」を得るには、おでこを出して社会運を上げて。
「英雄无用武之地」という中国の言葉があります。「英雄、武を用いるの地なし」と読みますが、これは、「すぐれた才能を持ちながらもそれを発揮する機会がない」という意味です。日本語でいうところの「宝の持ち腐れ」です。
どれだけ能力があっても、どんなに努力をしても、それを発揮する「場」がなければ、人の役に立ったり、評価をもらったりすることはありません。
能力や努力は、目的を達成するには必要なものです。たとえば、甲子園に出たい野球少年は毎日練習をするでしょう。しかし、いくら能力があり、努力を重ねたとしても、試合に出たり、バッターボックスに立たったりしなければ、何の結果も得られません。
この試合に出たり、バッターボックスに立ったりに当たるのが「場」であり、その場を得られることが「運」なのです。この運は社会運と密接なもので、この社会運を上げる改運法として簡単かつオススメなのは、おでこを出すという方法です。
10月1日のコラムでは、「自宅の玄関を綺麗に掃除することで社会運を上げる方法」をお伝えしましたが、この方法を人間に当てはめると「おでこ」になります。
評価されたい、注目を浴びたい、自己主張をできるようにしたいという方は、思い切って髪型を変えてみてもよいですし、普段からおでこを出している人は、ケアをしっかりしてみましょう。吹き出物やベタついている状態なのはもってのほか。
なお、逆に目立ちたくない人であれば、おでこを隠してみるとよいでしょう。しばらくおでこを隠して、ここぞというときにおでこを出すのもよく、メリハリもとても大切です。
このように、ある特定のことをどうするかによって、逆の意味として使うことが、「開運」だけではなく、「改運」として使えるのです。