2023年全体の東洋占術的展望
志を新たに再出発の年として頑張る年です。冬に凍った土が弛み始めたような、地中に暖かみが帰ってきて春のような年であり、厳しい状況からの完全復活にはまだ時間がかかりますが、よい状態に戻る兆しが見えてきます。あまり変わらないように見えても、確実にゆっくりながらも一歩ずつ前進しています。常に次の段階を考え、計画性を持って行動することが開運のカギとなる一年です。
ぐっと耐えていたことが動き出し、待ってました!という人も出てきますが、「同じことを繰り返す」という意味がある年でもあり、盛運というよりはまだ動き始めたばかりなので、強く出過ぎると反発を受けてしまいやすくなります。無理なことや強引なことは運を壊すことになりますので注意しましょう。状況と過程を見極める目を持てる人が幸運を掴むことができるでしょう。
前年までに失敗したことに再チャレンジするのにもよい年です。目的を見失わずに目標を少しずつ達成することで運を掴むことができるでしょう。
命数占いとは?
生年月日の数字から運命の数を出して占う方法はたくさんあります。それらの方法の多くに共通するのは、年月日の中でもっとも小さな単位である日が自分自身、月はその背景、年はもっと大きな宿命的な要素を表すという考え方です。一般的には、この3要素すべてを合わせた合計数が運命を表すと考え、その合計数を単数化(1桁の数字にすること)したものを運命数ととらえています。
このやり方で出てくるものは、「黙っていてもそうなる」といった受動的な運命です。しかし、同じ運を与えられてもそれに対してどうかかわり、どう対処するかにより結果は変わってくるもの。
そこで、この命数占いでは、自分なりのかかわりを示す数字である生まれ日を、運命数に改めて足します。それにより、運命に対して自分は何ができ、何を変えられるのかを知ることができるのです。
ここでは宿命的要素である年の数を省き、月と日の合計で受動的運命を表します。その上で、運命に対処する自分の象徴として生まれ日を足します。そこで出た数字を「命数」と呼びます(つまり、結果的に生まれ月+生まれ日×2を単数化したものが命数となります)。
命数算出方法
【1】生まれ月と生まれ日を合計します。
→例えば12月4日生まれであれば、12+4=16
【2】この数字(16)にまた生まれ日の4を足します。
→16+4=20
【3】(2)で出た数字(20)を単数化します。
→2+0=2
この場合「2」があなたの命数となります。
(もし、一度の計算で数字が1桁にならなかったら、1桁になるまで十の位と一の位の数字の足し算を続けてください。)