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この秋冬に着たい、ユーズド加工のスタンダードアイテム4選

さまざまな加工とテクニックを用いて経年変化を表現した仕上げが新鮮に映る秋冬シーズン。この秋冬に着たいユーズド加工のスタンダードアイテムを紹介。味と深みのある大人を目指したい。


本記事は、BRUTUS「GOOD STYLE for Mr. BRUTUS 秋から冬のワードローブ。2025–26 A/W」(2025年9月16日発売)から特別公開中。詳しくはこちら

photo: Yoshio Kato / styling: Satoshi Kamei / edit: Naoko Sasaki

多様なウォッシュや研磨仕上げにより古着のような風合いと質感を極めたアイテムたち。加工で生じる生地の柔らかさや軽さ、着心地のよさがアップするという効果も見逃せない。

フライトジャケットをデニムで再構築

ディレクターのグレン・マーティンスの活躍にも注目が集まる〈ディーゼル〉。フライトジャケットG‒1のモチーフをアイコンのデニムで表現したブルゾンは、ヘリンボーン地を用いウォッシュを施したグラデーションのストライプ状の色落ちが個性的。

フライトジャケット
92,400円(ディーゼル/ディーゼル ジャパンTEL:0120-55-1978)

レザーの質感を極めたアンティーク加工

染色やバフがけなどの特殊な加工技術は、デザイナーの川上淳也がインドを訪れた際に見つけたもの。上質なゴートスエードのペインターパンツに施すことで、革は柔らかさを増し、フェルトのような滑らかな手触りに。穿き古したようなアンティークの雰囲気をリアルに表現した。

ゴートスエードのペインターパンツ
129,800円(セブンバイセブンTEL:03-5785-6447)

スポーティでいなたいLAのムードをかぶる

レイカーズのロゴや地名を刺繡したキャップはロサンゼルスをフィーチャーしたコレクション。イタリアンウォッシュ加工により長く愛用し何度も洗ったような褪(あ)せた風合いを表現。バイザーのエッジや、リアのクロスストラップの色落ちなど、細部に及ぶ完成度の高さに思わず脱帽。

キャップ
各4,840円(ニューエラ

褪せた風合いに西海岸の風を感じて

カリフォルニア・ヴェニスビーチを拠点とする〈イーアールエル〉。アイコニックな素材である太畝(ふとうね)コーデュロイのシャツにウォッシュ加工を施し、着古した風合いと軽く柔らかな着心地を実現。オーバーサイズに斜めに付いたポケットがアクセント。

コーデュロイシャツ
67,650円(イーアールエル/ジャックポット

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