動物園にいる最小の哺乳類:約5cm
多摩動物公園(東京都)
世界最小級の哺乳類・トウキョウトガリネズミを国内で展示しているのは多摩動物公園のみ。出生後2日目は頭胴長22mm・体重0.25gだったが、生後30日で成獣とほぼ同じ5cm・2g前後に。写真は生後16日、約3.5cm・2.02gの様子。
最もコンパクトな動物園:3,830m2
鯖江市西山動物園(福井県)
西山動物園は「日本一小さな動物園」として有名。日本最大の動物園・多摩動物公園の敷地内に西山動物園が約136個入る。しかし「日本一小さな動物園」を侮るなかれ。コンパクトな敷地内では、現在日本最多である14頭ものレッサーパンダを飼育する。
最もバズった動物園動画:166,550,000回
長崎バイオパーク(長崎県)
長崎バイオパークのYouTubeチャンネルではカバの「モモ」がスイカを食べる動画が世界中で大ヒット。約1トンもの咬合力で豪快にスイカを噛み砕く様子、そして「咀嚼音」の虜になる人が続出。モモは日本初の人工哺育で育ったカバ。「泳げないカバ」としても有名。
動物園の最大敷地面積:523,864.32m2
多摩動物公園(東京都)
動物をできるだけ自由な姿で展示する多摩動物公園。七生(ななお)公園などの無料開園区域を除外した動物園の面積は523,864.32m2と、植物園や遊園地を併設しない園では日本最大。園内で公開されている全動物を観賞するためには、最短距離にして約7kmものコースを歩くことに。
コアラ飼育数最多:16頭
鹿児島市 平川動物公園(鹿児島県)
1984年にコアラのオス2頭、翌年にメス4頭が来園して以降、徐々に頭数が増加。国内のコアラ55頭のうち約3割を占める16頭(オス5頭、メス11頭)が飼育される。オスのコアラ「ノゾム」は2022年2月に誕生したばかりの赤ちゃん。
1つの園で飼育している動物の種類の最多数:約450種
名古屋市 東山動植物園(愛知県)
大きなゾウから小さなメダカまで、約450種の動物を飼育する名古屋市東山動植物園。そのうち100種以上が絶滅危惧種に指定されている。イケメンで有名なニシゴリラのシャバーニもここで飼育されている。
最高齢ウォンバット:34歳
五月山動物園(大阪府)
2023年1月に34歳の誕生日を迎えたオスのワイン。飼育されているウォンバットの中では日本のみならず世界最高齢として、22年1月以降ギネス世界記録をキープ。飼育されているウォンバットの平均寿命は20〜25年。ワインは人間の年齢に換算すると100歳超え。
双子パンダの経済効果:約30,800,000,000円
上野動物園(東京都)
2021年6月に誕生した双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」「レイレイ」は22年1月12日より公開。22年6月時点で双子のもたらす経済効果は約308億円とされていた。嵐のラストコンサートの経済効果が推定で約300億円。「国民的アイドル」の影響力は大きい!
カピバラ飼育数最多:86頭
とくしま動物園 北島建設の森(徳島県)
とくしま動物園でカピバラが飼育されるようになったのは2007年から。当初は計3頭からスタートした。カピバラはネズミの仲間であり、繁殖力は強い。約2,600m2もの敷地で野生に近い状態で飼育できた結果、一時期は最多で99頭もの大家族に。