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〈WTAPS〉デザイナー・西山徹の創作をモチベートする、映画ポスターコレクション

目まぐるしく変わる時代の中で、素敵な大人たちがブレずに大切にしているものは何か。スタイルやクリエイション、さらに生き方にも大きな影響を与える必需品を〈WTAPS〉デザイナーの西山徹さんが語る。

photo: Shinsaku Yasujima / text & edit: Keiichiro Miyata

色褪せない映画ポスター

「初めはなんとなく集めていたもの」という1990年代以前の映画ポスターが今では西山徹さんにとって欠かせないものに変わっている。

アメカジが一大ムーブメントになった『The Outsiders』(1983年)。

数々のホラー作の手本に。『THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE』(1974年)。

黒澤明監督作『用心棒』に影響を受けた『A FISTFUL OF DOLLARS(荒野の用心棒)』(1964年)。

「ラス・メイヤー監督作のアートワークが好き」。『VIXEN.』(1968年)。

『Super VIXENS』(75年)。

『Beneath the Valley of the Ultra-VIXENS』(79年)。

「すべて10代から20代に一度は観た作品です。公開から20年、30年経つと、それを観て育った自分と同世代の監督が作品の中でさりげなく古い映画ポスターを登場させていたり、自身に影響を及ぼしたカルチャーのオマージュをちりばめているのをよく見かけます。それらを観ると、私もモチベーションが上がります」。

大人になると、自分のスタイルを築くもの以上にこういう刺激が欠かせないそう。
「なんとなく集めたものがいつしか自分を形作る重要なものになっているのかもしれない」