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スキー、スノーボード etc. 冬の遊びに行くその前に。プロが勧めるイメトレ映像

スノーボードやバックカントリースキーは、ライン取りが命。道具を揃えることも大切だけど、最高の滑りをするためのイメージトレーニングとして、映像を繰り返し見ることも大事。ここでは、気軽にアクセスできる映像コンテンツで、質の高いものを2人のプロフェッショナルに紹介してもらいます。ゲレンデでの滑りからバックカントリー、大自然でのエクストリームな滑りまで、バリエーション豊かにお届けします!

プロスノーボーダー 藤田一茂さんの3選

スキー、スノボー、サーフィン。
ゲレンデから大自然まで
完璧なイメージづくりを。

Kazushige Fujita “Cruising on the snow waves” by Gentemstick

僕のゲレンデでのライディングをまとめたショートムービー。ゲレンデをスノーサーフィンしたい人には最適なイメトレ映像かも!? 雪の地形を拾い、途切れのないラインで繋ぐスノーサーフライディングをするには、地形を見る目がとても大切。姿勢を低くして目線を下げれば、小さな地形が目の前に飛び込んできます。派手なトップアクションだけに目が行きがちだけど、実はそれを繋ぐボトムターンがとても重要です。

The Kingdom of Snow | The North Face Athletes 

〈ザ・ノース・フェイス〉のJAPANスノーアスリートが2019年に最高の滑りを追い求めた雪物語。日本の降雪の仕組みに始まり、雪に魅了される人々の姿から雪を追いかける魅力を感じられます。耳に馴染む講談師の語りも日本らしくお気に入り。日本の雪を追いかけるバックカントリースキーヤー・スノーボーダーにおすすめな一本です。

GENTEMTRIPS SNOWSURF SCANDINAVIA

僕のスノーボードを支えてくれているGentemstick Teamがスカンジナビアで雪と波を追いかけた旅映像。天気を読み、その流れに乗っていく。雪や人々との出会いがシンプルに描かれた旅に出かけたくなる作品です。雪も波もそれらを追いかけるプロセスは一緒。滑るラインも大事ですが、そこに辿り着くまでのライン取りや、滑る以外のことも大切だったりします。雪と旅の相性は抜群です。

『BACKSIDE』編集長 野上大介さんの3選

スタイルマスターが滑る!
カメラワークにもこだわった
映像作品としても美しい名作たち。

『ART OF CARVE』
2014年に公開された短編動画だが、永遠に色あせることはない。リビングレジェンドとして知られるテリエ・ハーカンセンと、この撮影から4年後に平昌五輪ハーフパイプで4位となるベン・ファーガソンがゲレンデ内をクルージング。

見どころは彼らのスピード感だ。テリエのメソッドを見ればわかるように、それほど大きくないヒットポイントにもかかわらず、滞空時間の長い美しいエアを繰り出している。ベンのバックサイド360トライポッドもスピードがあるからこそクールである。高速域で楽しむためには、当然ながらカービングターンが重要。あらゆる自然地形を活かして滑り込むことで、楽しみながら上達できるはずだ。

『PEACE PARK 2015』

たった23分33秒のムービーだが、スノーボード界に与えたインパクトは絶大だ。スタイルマスターとして名を馳せるダニー・デイビスが中心となり行われたセッションイベント「PEACE PARK」のために造られた特設コースが舞台。世界中から招聘されたトップライダーたちが縦横無尽に駆け抜ける一本のランを一発撮り。息の合った滑り手と撮り手のコンビネーションに驚かされる。

追い撮りをしているフィルマーの前に、続々とライダーが乱入。ウェーブ、バンク、キッカー、クォーターパイプ、ハーフパイプなど、フリースタイルスノーボーディングすべての要素が凝縮されている。彼らとセッションしている錯覚に陥ってしまうこと請け合いだ。

『SIDE HITS EUPHORIA』

サイドヒットの達人として周知されているフランスを代表するトップライダー、アーサー・ロンゴ。彼がその地位を築き上げる契機となったムービーシリーズの処女作『SIDE HITS EUPHORIA』は、ゲレンデ両サイドの自然地形を活かした遊び心あふれる映像作品。滑走意欲が掻き立てられることだろう。

“EUPHORIA(ユーフォリア)”とはイタリア語で「幸福感」を意味する。流れるようにサイドヒットを利用してトリックを繰り出す彼の滑りを見ていると、まさしく幸福感でいっぱいに包まれる。それは、ゲレンデ内に点在する地形でもスキルさえあれば、これほど自由自在にフリーライディングできるという証しでもあるからだ。