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生まれ変わった銀座〈WAKO〉が、〈Goldwin 0〉の理念に共鳴。時を超えて繋ぐ価値とは

和光本店の地階フロアがリニューアルオープン。創業以来大切にしてきた豊かな日本文化を土台に、次世代クリエイターによる新たな芸術や文化の発信拠点として生まれ変わった。それを記念していくつかの限定商品が発表されたが、ブルータスが注目したのが〈Goldwin 0〉。最新技術を駆使したプロダクトと、世界観を表現したインスタレーションで見事に共鳴した。

text: BRUTUS

東京・銀座のランドマークとして人々に愛されている和光本店の地階フロアが、7月20日にリニューアルオープンした。日本を代表する「和光/WAKO」が本質的な豊かさを、より広く深く人々に届けていく「AMAZING WAKO」という、館全体が目指すテーマを実現するための象徴だ。

リニューアルされた本店地階のコンセプトは「時の舞台」。空間デザインは、杉本博司氏と榊田倫之氏が主宰する新素材研究所が担当した。和光が大切にしてきた日本の文化や美意識、技術といった伝統の継承はもちろんのこと、環境問題などの社会課題解決に貢献することを目指したフロアづくりがなされている。

和光 本店地階 アーツアンドカルチャー
地階の中央部分には時計の針に見立てた「舞台」が登場。さまざまな展示が行われる予定。

ファッションやジュエリーに、現代アートや伝統工芸などが融合。さらに様々な分野の第一線で活躍するクリエイターによる革新的なクリエイションが共鳴することで、和光が考える本質的な豊かさ、時を超える価値を表現している。そして今回のリニューアルを記念して地階フロアでは、その考えにシンクロするいくつかのブランドの限定商品が発売される。

中でも、ブルータスが注目しているのが、Goldwinの実験的プラットフォームで、アート、サイエンス、ネイチャーの三要素を軸とする〈Goldwin 0(ゴールドウィン ゼロ)〉。8月1〜14日の期間、次世代型の新素材「ブリュード・プロテイン™繊維」を使用したTシャツの限定色の発売とインスタレーションが地階フロアで開催される。

Tシャツには、GoldwinとSpiber社が共同開発した「ブリュード・プロテイン™繊維」が使用されている。アパレル産業が及ぼす環境問題の解決の一助となることが期待されている新素材だ。自然現象をモチーフにした有機的な円のシンボルからは、日本的な奥ゆかしさが感じられる。

そこにバイオ由来の環境負荷を減らす素材や、数理的なグラフィックが掛け合わされているこのTシャツのありようは、まさに和光が大切にする伝統と革新の交流を通じて生まれる「未来につなぐ価値」そのもの。

そして、発売開始と同時に始まるインスタレーションも必見だ。生花や枯山水を感じさせるアートピースは、日本古来の趣や美意識が感じられ、組み合わせやバランスによって、洗練された現代的な造形。互いに補完し合いながら新たな構造を作り出す自然界の豊かな「循環」を表しているようだ。

「時」を超えて価値を未来へとつなぐ、Goldwin 0と和光の思いを、インスタレーションは表現している。ぜひ、和光地階フロアが発信する新たな世界観をその目で確かめてほしい。