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レイニードール、人生つみこらクリエーターと配信者が告白する、本当に怖いゲーム
リアリティを追求した表現によってプレーヤーに伝わってくる痛みが怖い
『Outlast』
Steam、Nintendo Switch、Xbox Oneなど/2013年
Red Barrels/精神科病院で、主人公のジャーナリストを操作し物語が進行するサバイバルホラーゲーム。
『Outlast』の最恐シーンの一つに、主人公が敵に拘束され指を切られる拷問シーンがあります。主人公は死体や内臓が散乱した不衛生なトイレに監禁され、はさみで指を切り落とされてしまいます。主人公の嘔吐や切断された血だらけの指の断面など、リアリティを追求した数々の表現によって、操作をしているプレーヤー自身に痛みが伝わることが怖いと感じました。(838S MANIACS)
VRの没入感で感じる何者かの気配が怖い
『Paranormal Activity: The Lost Soul』
Steam、PlayStation 4など/2017年
VRWERX/映画『パラノーマル・アクティビティ』の世界に入り込めるVRゲーム。仮想現実の恐怖の世界が体験できる。
VRゲーム作品のこちらは、ヘッドマウンテッドディスプレイで視界と音を支配されるため嫌でもゲームに没入させられます。これがホラーゲームと相性抜群で、薄暗い廊下を歩くと、本当にそこにいるかのように感じます。不穏な気配がリアルに迫り、勇気を振り絞らなければ一歩も進めない。ホラゲー耐性のある私が、リアルに腰を抜かして尻もちをつきました。(スペースおにぎりゲーム)
未知への不安を生み出す影が怖い
『Shadow Corridor』
Steam、PlayStation 4、Nintendo Switchなど/2019年
Kazuki Shiroma/和風3Dホラーゲーム。続編の『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』も発売中。
夕焼けと和風建築が作り出す影に包まれた回廊からの脱出を目指す傑作ホラーゲーム。怖さとは、好奇心と想像力が生む、未知への不安だと思う。この影の奥には何がいるのか?先に進まざるを得ない状況で、常に不安な想像を強いられる怖さはやみつきだ。また、回廊はプレーのたびに構造が変化するため、常に未知への挑戦となり、恐怖を何度でも楽しめる点が素晴らしい。(レイニードール)
絶対に何かいる暗闇を光で照らす瞬間が怖い
『MADiSON』
Steam、PlayStation 5、Xbox Oneなど/2022年
Bloodious Games/インスタントカメラがあの世とこの世をつなぐサバイバル・サイコロジカルホラー。
暗闇は、その中の想像を掻(か)き立てられますよね。だからこそ、何かがいる気配も感じ取れてしまうことがあります。『MADiSON』は、インスタントカメラを使ってゲームが進行します。謎解きにも使いますが、時には暗がりを照らす明かり代わりにもなるんです。フラッシュを焚(た)いた瞬間、目前に恐ろしい形相の何かが現れたら?そんな想像だけで、マウスを握る手もじんわり汗ばんでしまいます。(人生つみこ)