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【今日のギフト】日本酒でシュワッと乾杯!〈宮坂醸造〉の「真澄 スパークリング Origarami」

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。

photo: Shu Yamamoto / text&edit: Yoko Fujimori

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日本酒を愛するあの人へ
シャンパングラスで味わいたいスパークリングの名作!

〈宮坂醸造〉の「真澄 スパークリング Origarami」

創業1662年、江戸時代初期から長野は諏訪の地で酒造りを続ける老舗酒蔵〈宮坂醸造〉。その代表銘柄が全国的にも高い人気を誇る〈真澄〉。1946年に〈真澄〉の酒蔵から新種の酵母「協会7号」が発見されたことでも知られ、その優良酵母は現在も全国各地の酒蔵で使用されている。

そんな老舗酒蔵で、大学時代にワインの醸造も学んだ杜氏のチャレンジから、2018年に誕生したのが「真澄 スパークリング」。

シャンパンと同じ製法である瓶内二次発酵で造られており、糖分などはもちろん無添加。

澱(おり)を取り除いたタイプと、澱引きを行わない“おりがらみ”タイプがあり、こちらは後者の「真澄スパークリング Origarami」。

瓶内に澱を残すことで自然できめ細やかな泡を生み、純米ならではのふくよかな米の旨味を育んでいる。シュワシュワとあふれ出るようなシルキーな泡、口に含むと明朗な酸味が広がり、そして瑞々しい甘みに包まれる。アルコール度数も12度と軽めなので、重たさを感じずスッキリと飲み進められる。

キリリと冷やしてシャンパングラスで味わえばポテンシャルは倍増! 暑い季節も、こんな“泡酒”なら最初の乾杯としてもウェルカムだ。

“Origarami”は栓抜きでカジュアルに抜栓できる王冠タイプ。爽やかなグリーンのボトルもスタイリッシュで、ホームパーティーの手みやげに持参すれば必ずや喜ばれるはず。

ちなみにボトルのネックに注意書きのラベルが貼られているように、抜栓は「しっかり冷やしてゆっくり開ける」が鉄則。せっかくのおいしい一滴がバシューッと噴き出さないようご注意を!

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