Eat

Eat

食べる

【今日のギフト】まさに卵が主役。〈大江ノ郷自然牧場〉の「ウフマヨネーズ」

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。

photo: Shu Yamamoto / text&edit: Yoko Fujimori

連載一覧へ

卵を愛するあの人へ
“マヨ観”が変わる、健やかな味わいのマヨネーズ

〈大江ノ郷自然牧場〉の「ウフマヨネーズ」

鳥取県の南東部に位置する中国山地の麓、八頭町で、健やかに鶏を育てる〈大江ノ郷自然牧場〉。1994年の開場時から、鶏を放し飼い(平飼い)による自然に近い姿で育成。鶏たちは澄んだ湧き水を飲み、国産トウモロコシをはじめ新鮮な魚粉や海藻、カキ殻、そして酵母で発酵させたおからや米ぬかなど、20種類以上の天然原料を配合した栄養満点の自家飼料を食べ、すくすくと育っている。

こうした環境で誕生する卵が「天美卵」。濃厚なコクと旨味がありながら後味にくどさがなく、スッと軽やか。だから卵かけご飯はもちろん、目玉焼きやオムレツも格別。豊かな卵の滋味に魅了され、リピーターを増やし続けている。

そんな「天美卵」のポテンシャルがみごとに凝縮されたのが「ウフマヨネーズ」。そう、ウフとはフランス語で卵のこと。その名の通り、卵を主役にしたマヨネーズだ。以前から多くのリクエストがあったというこの一品、「天美卵」の味わいを引き立てる素材を一つ一つ吟味し、試行錯誤を重ねて完成までに実に2年の月日を費やしたそう。

新鮮な「天美卵」を軸に、油は化学的な薬品は使わず、昔ながらの“圧搾製法”で搾った綿実油を、塩は伝統製法で作られた伊豆大島の海塩を、そして柔らかな酸味の国産りんご酢、和砂糖、無添加のマスタードパウダーという選び抜いた材料のみ。

こうして作り上げた味わいは、決してツンとする酸味で自己主張するのでなく、まろやかに素材と調和し、おいしさを2段階も3段階もレベルアップしてしまう。蒸し野菜もこれさえあれば主菜の領域に。冷蔵庫に常備しておきたくなる、心も体も和むマヨネーズだ。

連載一覧へ