シンプル・イズ・ベスト。
トーストを焼くための道具
パンを焼くために用いられる小型の調理用電気製品。内部熱源に電力を用いるため電気トースターともいう。パンを横に並べるオーブン型と、縦に差し込むポップアップ型に分類される。トースターの発明者は、トーマス・エジソン。
![トーストの基礎知識](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2022/05/b0b6a49188b5a5267ffb808ab5a9e5f0.jpg)
1:まずは道具選び。
焼き道具いろいろ
パンを焼く専用器であるトースター以外にも、トーストをおいしく焼く道具はいろいろ。直火ならではの香ばしい仕上がりが楽しめる焼き網や、忙しい朝に目玉焼きもトーストも鍋一つで仕上げるフライパン派も。
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2:食パンにもいろいろ。
山型と角型の違い
焼き型に入れ蓋をせずに焼く「山型」は、生地が上の方に伸びるので密度が薄くトーストするとサクッと軽い仕上がりに。蓋をして焼く「角型」は生地がきめ細かく、トーストしても中はしっとりした仕上がりに。
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3:薄切り派?厚切り派?
パンは力まずカット
パンをカットする時は、力を入れすぎず包丁の重さを利用して前後に大きく刃を動かすのがコツ。普通の包丁でもよいが、刃先が波打つパン包丁を使うと生地の表面が崩れず、より滑らかに切ることができる。
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4:パンを食べきれなかった時は…。
冷蔵庫の温度(0〜3℃)ではパンに含まれるデンプンの老化が進んでしまうため、食べきれなかったパンはラップ等で1枚ずつ密封し冷凍保存。冷凍パンは表面に軽く水分を噴射してから焼くとふっくら仕上がる。
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5:このひと手間で、
トーストのおいしさをキープ
1分ほど予熱して温めたトースターにパンを投入。焼く間、トースターの上でお皿を温めておくのがベスト。焼き上がり後の温かさをキープでき、蒸発した水分がパンに戻り湿気るのを防いでくれる。
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6:チーンと鳴ったら、
ハイ、完成
おいしいトーストを焼くコツは高温かつ短時間。表面は香ばしく、水分を閉じ込めた中はふっくらと仕上がる。焼き時間は用いる道具により様々なので目視が一番。おいしさの基準は、こんがりキツネ色。
![Kei Hagiwara イラスト](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2022/05/868952233e4917a39d4a6ca77c310cb2.jpg)