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江﨑文武と菊乃、2人のクリエイターがまとい、整う。〈THREE〉が手がけるプラントベース・フレグランス

自然由来の成分にこだわり、ジェンダーを問わず愛用者が多いコスメブランド〈THREE〉から、初のフレグランスとして登場したのが「THREE エッセンシャルセンツ」。合成香料を使わず、精油だけで構築された爽やかな香りは、マインドをリセットしニュートラルな状態へと導く「STONE」を中心に、自然のエレメントにインスパイアされた5種類。外出前はもちろん、仕事中や就寝前、起床後などマインドの切り替えにも最適で、重ね使いを楽しむこともできるこの自在なオードトワレを、音楽家の江﨑文武さん、デザイナーの菊乃さんの2人のクリエイターの日常に取り入れてもらった。

photo: Michi Nakano / hair & make: AMANO / text: Emi Fukushima

音楽家・江﨑文武/香りは、仕事のスイッチを入れてくれる“相棒”

WONKやmillennium paradeのキーボーディストとしてはもちろん、ソロ活動の他にアーティストのプロデュースワーク、劇伴制作など、音楽を軸に幅広く活躍する江﨑文武さん。日頃から、香水やお香、ルームスプレー、アロマキャンドルなど、香りにまつわるさまざまなアイテムを生活に取り入れているという彼は、特に自分のモードを切り替えたいときに意識的に香りを活用しているという。

「僕にとって、メインの仕事場は自宅です。一日中部屋にこもり、鍵盤やiPadに向かって曲作りをする日も多いのですが、家は寝食の場でもあるので、オン/オフの切り替えがしづらくて。仕事のスイッチを入れたいときによく香りを頼っていますね。朝起きて仕事を始めるときはもちろん、休憩をとってから作業へ戻るときだったり、別の作業に移行するときだったり。物事が切り替わるタイミングに好きな香りに包まれると、また新鮮な気分になって、やるぞという気持ちが湧いてくるんです」

身にまとう香りであれ、空間を満たす香りであれ、江﨑さんが一貫して好むのは、主張の強いものよりも、ほのかに漂ってくるような自然なもの。ゆえに精油100%で香りが作られているTHREE エッセンシャルセンツの、マイルドなニュアンスが心地よい。

「このオードトワレの、全体的に優しい香りに惹かれました。中でも、もともと柑橘っぽい香りが好みなので、最初にレモンやユズの香りが漂ってくる“石”にインスパイアされた《00 WRITTEN IN STONE》が好きですね。マインドを一旦“ゼロ”に戻してくれるようで、僕にとってはまさに仕事のスイッチを入れてくれる香りです。

あと、ウッディで温かみのある“樹”を彷彿させる《02 DAYS IN THE TREES》も心身ともにリラックスさせてくれる印象で、オフの時間などに取り入れたいですね。夜眠る前に使用しても気持ちよさそう。森の中にいるような気分で安眠できそうです」

一方で、9mlのミニボトルというコンパクトなサイズ感もTHREE エッセンシャルセンツの特徴のひとつ。日頃から外出時には必ず香水を携えるという江﨑さんだが、特にこのオードトワレを持って行きたい場所があるのだそう。

「香水を重点的に使うのが、ライブの前です。パフォーマンスに向けて心身ともにスイッチを入れる意味でも、汗をたくさんかくことへ備える意味でも、ステージに出る前の楽屋で香りを身につけることがルーティンになっていて。THREE エッセンシャルセンツなら、コンパクトなので持ち運びしやすいのがすごく嬉しいですね。ジャケットのポケットにも忍ばせておけそうです」

今年7月からは、文芸誌『文學界』で、自身のルーツとなった楽曲とエピソードについて綴る連載コラムの執筆もはじめた江﨑さん。毎月、4000字もの長い原稿に向き合う時間は、曲作りともまた異なる思考や発想が必要になるのだそう。そんなときにも、“石”にインスパイアされた《00 WRITTEN IN STONE》を起点に2種類の香りをレイヤードさせて、香りの変化を楽しむことができるこのオードトワレは重宝しそうとのこと。

「毎回楽しくも、とにかく悩みながら書き続けています。このオードトワレは、香りを重ね合わせることでさらに変化を楽しめるので、文章を書くのに煮詰まったときでも、まとうことでまた自分の頭のどこか違う部分を活性化させてくれそう。スイッチを入れたいときにも、発想を転換したいときにも助けてくれる、相棒のような香水になってくれる気がしますね」

ブランドディレクター・菊乃/心を落ち着かせ、自分に寄り添ってくれる香りを

「ここ数年で、より“自分の健やかさのため”に香りを選ぶようになった」と話すのは、〈Marmot〉ディレクターの菊乃さん。アメリカのアウトドアブランド〈Marmot〉のジャパンライン〈MARMOT CAPITAL〉をディレクションし、モデルとしても活躍、彼女のSNSを通して発信される独自のスタイルは幅広い世代から多くの人気を集めている。

「以前はもっとファッション感覚で、周囲の人に自分のことを印象づけたい、覚えてもらいたいという思いから香水を身につけていたような気がします。もちろん今もその目的はあるんですが、年齢を重ねたことで、香水は自分をリラックスさせたり、心を落ち着かせたりするために必要なものだとも感じるようになって。最近では、自分がリラックスできる香りかどうかを重視して、メンタルに寄り添ってくれるものを選んでいます」

外出時に香水を身につけるのはもちろん、朝起きて、あるいは帰宅後にはすぐに、自宅の部屋でパロサントやお香を焚くのが日課になっており、「四六時中、何らかの香りに囲まれている(笑)」という菊乃さん。そんな彼女のTHREE エッセンシャルセンツの中でのお気に入りは、“石”にインスパイアされた《00 WRITTEN IN STONE》と、“種”を想起させる《04 SPIRIT OF EDEN》だ。

「柑橘っぽく爽やかな《00 WRITTEN IN STONE》は、日頃から愛用している〈THREE〉のスキンケアの香りとも似たニュアンスで馴染みがあるので、いろんなシーンで使いたい一本です。心身のリセットにもなりそうですね。また一瞬、エスニック料理の香りをかいでいるのかと思うほどスパイシーな《04 SPIRIT OF EDEN》もすごく好み。外出時の香水として使いたいです。日頃から、できるだけ他の人と被らない香りを選びたいなと思っているので、2つの香りをレイヤードさせて、自分好みの組み合わせを見つけたり、オリジナリティを追求できたりするのも嬉しいポイント。いろいろとバリエーションを試してみたいですね」

仕事でもプライベートでも、旅に出ることが多いという菊乃さん。慣れない滞在先のホテルでも心身をしっかりと休ませて翌日に備えるため、必ず香水やフレグランスを持参するのだそう。

「特に出張だと、新しい場所に行ったり、新しい人にたくさん会ったりして、普段より気が張っているので、ホテルに戻って一人で心を浄化させる時間が絶対に必要。部屋を最大限、自分を取り戻せる空間にするために、お香やパロサント、ルームスプレーなどを持っていくようにしていて。〈THREE〉のこのオードトワレなら、コンパクトなのでかさばらず重宝しそうですね。ホテルで夜寝る前に使うのも良さそう。睡眠前の空間が自分の好きな香りだとリラックスできます」

そして、THREE エッセンシャルセンツのコンパクトさは、ギフトにも最適。菊乃さんなら、どんな人に贈るのだろうか。

「マメにプレゼントをあげられるような気の利いたタイプじゃないんですが(笑)、THREE エッセンシャルセンツはサイズ感がちょうど良さそう!どれも軽やかで落ち着いていて、好き嫌いもあまり分かれない香りばかりなので、私と同じように心身の健康を大切にしている同世代友達に今度贈ってみようかなと思います」

「THREE エッセンシャルセンツ」」左から「00 WRITTEN IN STONE」「01 IN BLOOM」「02 DAYS IN THE TREES」「03 BLACKCURRANT BERET」「04 SPIRIT OF EDEN」
100%自然由来の成分で作られたTHREE エッセンシャルセンツ。左から順に「00 WRITTEN IN STONE」「01 IN BLOOM」「02 DAYS IN THE TREES」「03 BLACKCURRANT BERET」「04 SPIRIT OF EDEN」。いずれにも〈THREE〉オリジナルの国産ゼラニウム精油が含まれているので、どの香りをレイヤードさせてもマッチする。2023年11月15日より全国発売。5,060円〜5,390円。