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味だけじゃない!佐藤可士和が選ぶ、手みやげパッケージ賞

2011年12月1日発売、No.722『日本一の「手みやげ」はどれだ!?』特集で紹介した数ある手みやげの中から、グットパッケージな手みやげを佐藤可士和さんに選んでもらいました。

photo: Tetsuya Ito (portrait), Akihiro Nagata, Shinichi Yokoyama, Kanako Nakamura, Kenta Aminaka / styling: Chizu, Masami Kishi, Motoho Joh / text: Michiko Watanabe, Yukari Akiyama, Mutsumi Hidaka, Mariko Miyadera, Ai Sakamoto, Yoko Fujimori, Chisa Nishinoiri, Chiho Osawa, Yukiko Daigo cooking/Namie Omi, Hirono Kanda, Yuki Ishiguro, Sayaka Tsuru, Ayako Hirose, Yukie Shibusawa, Mika Ninomiya, Maiko Tanaka, Natsumi Shibata, Chihiro Kano chief assistant/Hatsuna Koike

ジャンルによるパッケージのばらつきが面白かった。

例えば、ボンボンショコラ。16ジャンルの中で、最もコンセプトワークが進んでいるアイテムです。ブランディングがきっちりできているので、パッケージも洗練されていてスキがない。ハイレベルな戦いの場になっています。かと思うと、いなり寿司。紙にただハンコを押しただけというシンプルさ。これがいいんです。いじらない素朴な良さがある。

海苔やバウムクーヘン、カステラもブラッシュアップされていますね。ピンチョスボックスやタルトフリュイは、デザイナーがオトナっぽく、おしゃれにまとめて秀逸。僕の1位はmonet。中身も含め、商品デザインとして最優秀。