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海を越えて飛躍する俳優・笠松将が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉

シンプルで美しいデザインと高い機能性を併せ持ったアスレチックブランド〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉が共感を寄せるのは、新たな道を切り拓く次代の挑戦者たちだ。俳優として、国内の数多くの映画やドラマで経験を積みながら、2022年からはアメリカの大手エージェントと契約を結び、世界へと活躍の幅を広げているのが笠松将さん。彼を突き動かす“アスリートマインド”を解き明かす。

photo: Naoto Kobayashi / styling: Keisuke Shibahara / hair&make-up: Rumi Hirose / text: Emi Fukushima / edit: Yu-ka Matsumoto

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追い込んだ先にある、爽快感を得るために

海外でも反響を呼んだドラマ『ガンニバル』(Disney +)やNHKの朝ドラ『らんまん』など、話題の映像作品への出演が続いている笠松将さん。めまぐるしい日々のなか、私生活では週に3、4回はジムへ通い、筋トレで汗をかくことが習慣化している。

「トレーニングメニューはその日の気分で決めていて、ベンチプレスで90kgを挙げる場合もあれば、少しサボって60kgにする場合もあります。だけど、やっぱり負荷を上げて体をとことん追い込めたときの方が、帰り道で、『この風、僕のために吹いているんじゃないかな?』と思うくらいの爽快感を得られるんですよね(笑)。ストイックにボディメイクをしているというよりは、やり切った後の気持ち良さを感じたくて続けているんだと思います」

ダンベルを持つ笠松将

俳優デビューは2013年。主演作も経験し、年々着実に実績を積み上げていくなか、22年にハリウッドの巨匠、マイケル・マンが監督を務めた日米合作のドラマシリーズ『TOKYO VICE』へ出演したことが、一つのターニングポイントになった。

「映像の撮り方、監督の考え方、予算……あらゆる面でカルチャーの異なる現場は刺激的だったし、作品の反響もすごく大きかった。『TOKYO VICE』をきっかけに、国内だけでなく広い視野で芝居の仕事に取り組みたいと思うようになりましたね」

本作を契機にアメリカの大手エージェント CAAと契約。本格的な海外進出に向けて布石を打つなかで、「もとの所属事務所から独立することが、かなり大きな決断だった」と笠松さんは振り返る。

「海外作品の場合、撮影の半年前にいきなり『3カ月間空けてくれ』と、近々のスケジュールでの依頼が来ることも多いんです。国内の大手事務所に所属していると、1、2年先までスケジュールを埋めてくれます。仕事のリズムは安定する一方で、急に飛び込んできた仕事は受ける余白はほぼない。海外作品に積極的に挑戦したいのなら、僕自身がフレキシブルに動けるような態勢でいないといけないんだなと。独立の道を選ぶことにしました」

ダンベルを持つ笠松将

環境を変えることに「もちろん不安はあった」というが、一度決めたら前に突き進む性格。「できる仕事も増える分、当然できない仕事だって増える。でも後戻りはできないんだから、今が最善だと言い聞かせて(笑)、日々いただける仕事に向き合っています」

飛躍とともに気づいた、コミュニケーションの大切さ

現在シーズン2まで放送されている『TOKYO VICE』を筆頭に、海外の現場では当初、“言葉の壁”を感じて監督やスタッフらとの意思疎通に苦労する局面も多かったという笠松さん。だが地道に英語を学び、作品を重ねていくうちに、徐々に周囲とスムーズに会話を交わすことができるようになった。一方で言語スキルが上がるにつれて、新たな気づきもあったという。

「少し会話ができるようになって感じたのが、コミュニケーションの難しさって言語の問題じゃないなということ。家族が何を考えているかだって分からないくらい他人の考えを理解するのは難しいんだから、分かり合うためにはどうしたって労力をかける必要がありますよね。言葉が流暢だろうがなかろうが、大事なのは、自分から相手と積極的に関わること。気に入られたり、鬱陶しがられたりしながらも、話に首を突っ込んで、一つひとつのシーンを自分なりにこだわって実践していく。その積み重ねの先に、少しずつ周りに分かり合える人が増えていくのかなと思っています」

〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉を着た笠松将の後ろ姿

   

〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉を着た笠松将の足元

  

   

   

〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉を着た笠松将の足元

共に良い作品を作っていくためには、労力をかけて周囲と向き合う必要がある――。コミュニケーションの難しさと大切さを改めて実感したことは、俳優として今まさに成熟の時を迎えている彼自身の姿勢に、さらなる変化をもたらした。

「作品の中で重要な役どころを任せてもらう機会が増えるなかで、以前よりもずっと現場の空気を大切にするようになりましたね。例えば、何か納得いかないことがあったとして、僕が機嫌の悪い態度を出すことが、いかに周囲の士気や作品の質に影響を与えてしまうかを自覚するようになった。今は問題があれば、監督やスタッフ、共演者と腰を据えて話し合うように心がけています」

自然体な装いで、胸を張って生きていくために

俳優として大胆に新しい環境に飛び込むことも、筋トレや英語の勉強で日々研鑽を積むことも、そして時には自分を客観的に見つめ直してそのありようを変化させることも、すべて「そうしたほうが、自分が気持ちいいから」だと笑う笠松さん。その気負わず飾らないパーソナリティ同様、彼の装いは自然体だ。

「とにかく自分が楽に、心地よく着られる服を選ぶようにしています。ジムに行く時も、仕事で現場に行くときも、はき心地の良いシンプルなパンツと白Tばっかり(笑)。逆に言えば、そういう飾らないシンプルな服でも様になる体型でいたいということが、体を鍛え続けるモチベーションの一つになっていますね」

この日着てもらった〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のアイテムは、トレーニングウェアさながらの動きやすさと着心地の良さが持ち味。そして機能性のみならず、シンプルながらも洗練されたシルエットで、日常着として幅広いシーンで笠松さんを支えるはずだ。「色も形もシンプルですし、ラフに着られて心地がいい。今日のようなトレーニングのときでも、仕事や遊びに行くときでも、深く考えずにどんな場面にも着ていけそうです」

大きな目標は掲げず、目の前の作品や飛び込んでくる仕事に心の赴くままに取り組むのが笠松さんの流儀。その分、昨日の自分を少しずつ上回る小さな挑戦が、飛躍の源になっている。

「自分の中ではうまくいかなかった作品で評価されることがあるし、死ぬ気で食らいついたのに思うように評価されないこともある。外野の声に一喜一憂してもあまり意味がないと思っています。その代わり、自分自身が胸を張れるような自分でいたい、というのが根底にある。英語の勉強も筋トレも、日々続けることで確実に自信に繋がるんですよね。そのついでに何らかの変化や結果がついてくればラッキー。自分と、周囲にいる大切な人たちのことだけを考えながら、気分良く前に進んでいきたいです」

〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉を着た笠松将の後ろ姿

使用済みのプラスチックボトルをリサイクルした素材と、植物由来のエコ素材SOLOTEXを組み合わせたウィンドジャケット。ドライなタッチでシワになっても回復力のあるストレッチ性のあるイージーケアを実現。背面には、アーティストWing Shyaのブレたフォーカスが特徴のフォトがシンボリックにプリントされている。セットアップのスウェットは、空気を含むようパイル状に編み込まれた100%コットンを使用し、快適な着心地をサポートしてくれる。保温性と高い吸水性を誇り、蒸れにくいのもポイント。

ウィンドジャケット36,300円、フレンチテリークルー17,600円、フレンチテリーパンツ20,900円(以上東京デザインスタジオ ニューバランス/ニューバランス ジャパン お客様相談室)、ハイネックTシャツ19,800円(アンデコレイテッド/☎03・3794・4037)

ニューバランス ジャパンお客様相談室

次代の挑戦者たち。Season 2|TOKYO DESIGN STUDIO New Balance

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