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ソロの道を歩み始めたミュージシャン・荒谷翔大が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉

シンプルで美しいデザインと高い機能性を併せ持ったアスレチックブランド〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉が共感を寄せるのは、新たな道を切り拓く次世代の挑戦者たちだ。バンド〈yonawo〉のボーカリストとして活動したのち、2024年からはソロアーティストとしての挑戦を始めたのがミュージシャンの荒谷翔大さん。彼の歩みに一気通貫する“アスリートマインド”とは。

photo: Naoto Kobayashi / styling: Keisuke Shibahara / hair&make-up: Yoshikazu Miyamoto / text: Rio Hirai / edit: Yu-ka Matsumoto

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多彩な才能と関わることが、自分の糧になる

「毎日だいたい昼くらいに曲作りを始めて、集中力が続く限りは、食事もとらずに一気に進めることが多いです。逆に行き詰まったときや疲れてきたなと思ったら、潔く作業をやめる。感覚的な部分を大切にしながら、日々の作業に向き合っています」

そう話す荒谷さんは、都内にある仕事場で、PCやギター、キーボードに向き合いながら目下新曲を制作中だ。彼がおよそ6年にわたって続けてきたバンド〈yonawo〉のメンバーとしての活動を終了し、ソロの道へ進むことを決断したのは2023年末のこと。新しい環境に身を置き、今まさに挑戦の最中にある。

ミュージシャン・荒谷翔大

「ソロになって一番やりたいのは、自分の敬愛するいろんなトラックメイカーたちと組んで曲を作ることです。バンド時代は、僕が作ったデモをもとに、メンバーで知恵を出し合いながらアレンジを詰めていて、同じメンバーでどこまで新しいアイデアを出し、変化できるか、ある意味その限界に挑むことこそが魅力でもありました。一方でソロは、どんな人と曲を作るかから決められるのが醍醐味。作品ごとにガラッとチームを変えたり、トラックメイカーが呼んできた新しいギタリストとアレンジを詰めていったりなど、いろんな作り方を試していきたいなと思っています」

ピアノを弾くミュージシャン・荒谷翔大

 

 

 

 

 

 

ミュージシャン・荒谷翔大

4月に発売したばかりのソロデビューシングル「涙」でも、かねて敬愛していたトラックメイカーの中村エイジさんをアレンジに起用。多彩な才能を持つミュージシャンたちとの共作では、新鮮な気づきや新たなインプットも大いに得られるのだそう。

「人によって制作の進め方もアレンジの方向性も異なるので、発見が多いですね。音楽を始めて最初にコードを勉強したときにも感じたことですが、新しい知識を身に付けるとできることの幅が格段に広がりますし、感覚に身を委ねて曲を作りたいときでも最終的には知識が助けになってくれる。今はトラックメイキングしかり、音楽理論しかり、豊富な知識を持つミュージシャンの方たちの仕事ぶりを直に見て、改めていろんなことを吸収しています」

異国に飛び込み気づいた、日本語の価値

そもそも荒谷さんが音楽の道に進む原体験となったのは、小学6年生の頃にビートルズと出会ったこと。それを機に曲を作ってみようと志したことが、人生における最初の大きな挑戦になった。

「J-POPはよく聴いていたんですが、初めて聴いたビートルズの楽曲はどこか質感が違っていて、漠然と自分もこういうのが作りたいと思ったんですよね。今思えば、テレビのドキュメンタリー番組を通じて聴いたのが最初だったので、“音楽にはそれぞれ作っている人がいるんだ”というごく当たり前のことに気づいたのも、音楽を作りたいと思ったきっかけになったのかもしれません」

最初は思いついたメロディをデタラメの英語で歌い、ボイスメモに録音するところからスタート。中学・高校時代には、ギターを習得したり、共に音楽を分かち合う仲間を見つけたりしながら、曲作りの鍛錬を積んでいった。そして高校卒業と同時に、ワーキングホリデーでカナダ・バンクーバーへ。この1年間の滞在が、もう一つのターニングポイントになったのだという。

ミュージシャン・荒谷翔大

「曲作りを始めて以来、英語の詞ばかりを書いていたこともあり、英語をきちんと学びたいとカナダに行きました。向こうでも曲作りを続けていたんですが、なぜか書きたくなるのが日本語詞の曲ばかりで。異なる言語が飛び交う環境に身を置いて始めて、母国語の素晴らしさや魅力に気づいたんですよね。自分が今書きたいのは日本語の詞なんだと自覚するいいきっかけになりました」

並行してメンバーとの出会いにも恵まれ、帰国後まもなく〈yonawo〉を結成。彼らの手がける、ジャズやファンク、ロックなどの様々なエッセンスを取り入れたジャンルレスなサウンドと独創的な歌詞は大きな反響を呼ぶことに。曲作りを始めたこと、異国の環境に飛び込んだこと、バンドを組んだこと。挑戦をすることがいつも、荒谷さんをより広い世界へと導いてきた。そして今彼は、ソロ活動という新しいステージの入り口に立っている。

スタイルを持ち、変化していくということ

ミュージシャンとしては日々進化を続ける一方で、装いに対しては変わらないこだわりがある。カジュアルでいてスタイルのある着こなしを選ぶのが、荒谷さん流だ。

「日頃の曲作りでは、ギターを抱えたり、作業が長時間になったりする場面も多いので、動きやすさと着心地のよさを重視して服を選んでいます。特に古着のジーンズが好きなので、トレーナーと合わせながら好んで着ていますね。作業の途中にそのままパッと打ち合わせに行ったり、遊びに出かけたりもしたいので(笑)、カジュアルすぎても困る。身軽だけれど外出にも適しているようなものが好きです」

そんな彼の要望を叶えるのが、この日着てもらった〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のアイテム。アスレチックウエアを手がけてきたブランドならではの機能性を持ちながら、シンプルなデザインと美しいシルエットを誇り、外出するときの一着としてもさまになる。

「色味も形もシンプルなので、すぐにでも取り入れられそうですし、何より着心地がいいのが嬉しいポイントですね。今日着ているように、下にシャツを合わせたり、派手な柄物のインナーを重ねたりするレイヤードスタイルにも挑戦して、もっとオシャレに着こなしてみたい。ちょっとスキルが必要そうだけど(笑)」

ミュージシャン・荒谷翔大

 

 

 

 

 

 

ミュージシャン・荒谷翔大

自分なりのスタイルを持ちながらも、変化することを厭わず挑戦を積み重ねる荒谷さん。そのモチベーションは、どこからくるのだろうか。

「僕は身も心も落ち着く環境にずっといると、どうしても怠けてしまう性質。もがかないと立っていられないようなリスクのある環境にあえて自分を放り出すことではじめて、一歩成長できたり、広い世界が見られたりするような気がしています。だから生きている限り、ずっと挑戦を積み重ねたいなと。ソロでの活動にシフトした理由の一つも、そんな思いから。もちろん不安がないかと言えば嘘になるけれど、これからの活動に今はすごくワクワクしています」

コーデュラヘビー裏毛の使用により耐久性を向上させたスエットシリーズから、プルオーバーのジップタイプとセットアップのパンツを選択。こちらは〈ニューバランス〉が毎年5月に開催するイベント“Grey Day”(グレーデイ)に合わせて登場した限定カラー。速乾性のほか、耐摩耗性や抗ピリング性も併せ持ち、繰り返しの洗濯などにも型くずれしにくいタフなアイテムに。新シルエットとなって登場したスエットパンツは、裾のリブを排除し、スタイルに合わせてロールアップなどのアレンジが可能。

ジッププルオーバースエット24,200円(5/20発売)、コットンコーデュラナイロンスエットパンツ25,300円(5/20発売)、スニーカー22,000円(発売中)(以上東京デザインスタジオ ニューバランス/ニューバランスジャパン お客様相談室)、その他私物

ニューバランスジャパン お客様相談室

TEL:0120-85-7120

次代の挑戦者たち。TOKYO DESIGN STUDIO New Balance

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