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持って嬉しい、タッチして楽しい。台湾の交通系ICカードが立体的すぎる件!

台湾へ旅行に行くならぜひチェックしたい最新トピックを紹介!

photo: MEGUMI(Wonder.land, Easy Card) / text: Ai Sakamoto / coordination: Kuo, Taiyen

交通系ICカード=カード型という常識は、もはや台湾では通用しないようだ。この立体的なアイテムは、すべて悠遊卡股份有限公司が発行する交通系ICカード。結構な存在感である。そんな立体型(3Dタイプ)が初めて発売されたのは2014年のこと。

再現力の高さが評価されコレクションする人が続出。現在までに100種類以上が販売され、発行数は300万個を超える。実際に試してみると、使い勝手も上々。むしろビギナーならタッチが成功したり、内蔵のライトが点灯するだけでワクワクする。

ただし、問題は『美少女戦士セーラームーン』のムーンスティックだ。長さ約18cmのスティックを大の大人が公衆の面前で自動改札機にかざし、見事お仕置きすることはできるのか?勇気ある方、ぜひ挑戦して感想を聞かせてほしい。

台湾の立体ICカード
(1)台湾ビールのボトルを象(かたど)った人気商品。「飲んだら公共交通機関で帰ろう」という意味が込められているそう。360元。
(2)2022年1月に限定販売されたムーンスティックは1,799元という高額にもかかわらず完売。タッチすると中心部が3色に光る。
(3)キャンプの流行を受けて、イワタニのカセットガスもシングルバーナー仕様に。こちらもタッチするとバーナー部分が光る。550元。日本企業とのコラボ商品が多いのも特徴。
(4)台湾のインスタント麺〈維力炸醬麺〉。実際の5袋入りと比べてみる⁉250元。
(5)エナジードリンク〈維大力〉の缶の形を模した特別車をカードにした。車輪が動くので、おもちゃとしても使える優れもの。490元。
(6)エコバッグの元祖ともいわれる、ナイロン素材の「漁師網バッグ」。ネギ付きで、バッグの中に何か入れることもできる。250元。
台湾のICカード機
実際に使ってみると、こんな感じ。3Dタイプは、種類によってはコンビニなどでも購入できるが、基本的にはネット販売。チャージは駅の券売機のほかコンビニなどでもできる。1個あると便利!