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コーヒーを始めるなら、頼れる“案内人”がいる〈スターバックス〉へ

おいしいコーヒーは当たり前の時代に。しかし、身近に頼れる案内人がいれば、より心強いもの。〈スターバックス〉に行けば、スペシャリストがいつでもあなたを待っています。

photo: Naoto Date / text: Koji Okano

1971年にアメリカ・シアトルで創業、今や世界86ヵ国で3万8000店舗以上を展開するスターバックス。日本にも96年に上陸して、瞬く間に熱狂的な支持を獲得した。現在は業界ナンバーワン、全国に1900以上もの店舗網を誇っている。

そんな日本のスターバックスで働くのが、約6万人のパートナー(従業員)。毎日お客様を笑顔で迎え、一杯一杯のコーヒーを丁寧に淹(い)れる。また店内で過ごす時も豆を購入する時も、コーヒーについてわからないことがあれば気軽に相談に乗ってくれる、頼もしき案内人でもある。

その中で特に知識や技術に秀でたパートナーが争う競技会が『コーヒー・アンバサダー・カップ』。2023年大会で勝ち、第18代コーヒー アンバサダーに輝いたのが下出伸喜さん。日本代表で出場した『アジアパシフィック リージョナル バリスタチャンピオンシップ2024』でも堂々の優勝。そんな彼が働くのが、札幌のスターバックス。

「僕は大学1年生のときに自宅近くのスターバックスでアルバイトを始めましたが、それまであまりコーヒーを飲んでこなかった。スターバックスがコーヒーの入口なんです」

学生の4年間はスターバックスの良さを伝えたいと頑張る仲間と働くのが本当に楽しかったと下出さん。「POPを作ったり、黒板を書き換えたり。お客様のためになることなら、何でもOKという自由な風土がスターバックスにはある。実は新卒で一般企業に就職しましたが、スターバックスが恋しくて。退職して、またアルバイトを始めました(笑)」

この道を極めんと復帰、数々の栄誉を得た下出さん。自身がスターバックスでコーヒー好きになったように、お客様にもそうなってほしい。そのための豆のすすめ方が多彩だ。

「風味の説明はもちろん、フードペアリングも考えて、豆をおすすめします。あとは“読書しながら飲むと心が和みますよ”と、生活の場面を思い浮かべてご提案したり。実はスターバックスには20種の豆が揃います。選択肢が多いので、お店でも遠慮なく好みを伝えてみてください」

アジアのトップに輝いたバリスタが、今日もコーヒーを届けています

レジに立つ下出伸喜さん
札幌で働く店長の下出さん。栄冠に輝いても、笑顔でレジを打ち、時には真摯にエスプレッソマシンに向かうなど自然体で働く。

好みに合わせて選べる、飲める。20種類の豆とプレスサービスの話

スターバックスといえば、ラテなどのエスプレッソ系ドリンクや、冷たいフラペチーノ®がポピュラー。
ドリップコーヒーはホット、アイス共に各1〜2種という店舗が多い。一見すると、自分から特定のコーヒー豆を選択できる機会が乏しいように思える。しかし自分の好みの味をカウンセリングしてもらいながら選べるのが、「コーヒー プレス」。店頭で販売されている豆を、店内にてコーヒープレスで飲めるサービスだ。

スターバックスは、アメリカ・シアトルで豆の焙煎と販売を行う会社として創業した。そんな経緯もあってコーヒー農園の選定〜焙煎といった一連のプロセスにも絶対の自信を持つ。

バイヤーが世界中の農園に足を運んで仕入れる豆はいずれも最高の品質で、環境保全にも配慮して栽培されたもの。適切な加工を施されたそれらの豆は、おいしさや個性を最大限に引き出すべく、ブロンドロースト、ミディアム ロースト、ダーク ローストの3区分をベースに焙煎される。

結果生まれる20種類のコーヒー豆は、甘味・酸味・コクのバランスに秀でたもの、またそれぞれの味わいの要素が際立ったものなど、実にバラエティ豊かだ。

「パートナーにも、コーヒープレスは身近な存在。ドリップと比べて、豆の風味をそのまま感じられるから、新しい豆が入ると、これで淹れて試飲をするんですよ」

そう話す下出さんに、「コーヒープレス」の魅力に触れるならまずはどの銘柄がおすすめかを聞いてみる。

「最初は、ブロンド ローストに当たるスターバックス ライトノートブレンド®。フラペチーノ®やラテには親しんできたけれど、今度はコーヒーにトライしてみようというお客様におすすめしています。
20種類の中で焙煎度合いが最も浅いので苦味もコクも軽く、決して飲み疲れしません。“コーヒーは苦いから今まで触れてこなかった”という方に、初めての一杯として飲んでほしいです」

下出さんが「どんな好みの人にも通じる」と話すのが、ミディアム ローストのグアテマラ アンティグア。「酸味とコクのバランスが、非常にいいんです。生活のどんなシーンで飲んでも、しっくりくる味わい。チョコレート、秋ならアップルパイに合わせると相性が抜群だと思います」

ダーク ローストのスマトラも、下出さんにとって思い入れのある銘柄。「豊穣なる大地=コーヒー豆の生産地・スマトラ島を想起させるような、ハーバルなニュアンスがあります。じっくりゆっくりと飲みたい一杯。例えば雨の日に読書、または音楽を聴きながら飲むのがおすすめです」

ほかにもサイレン ブレンド®やイタリアン ローストを選んだ下出さん。これら5種類だけでも、バラエティ豊かなラインナップだ。

20種の豆の味をダイレクトに楽しめる「コーヒー プレス」。コーヒー好きなら、試そう。

浅煎りから深煎りまで、まずは試したい5種類

おいしいコーヒーの未来のために、スターバックスが取り組むこと

1.農園の未来を支えるファーマーサポートセンター

急激に進む地球温暖化。世界規模で豪雨や旱魃(かんばつ)、竜巻などの異常気象が頻発し、動・植物の生態系、ひいては人間の生命も危険にさらされている。コーヒー豆の栽培も無関係ではなく、スターバックスも未来へ向け、20年前から施策を講じている。

まずは2004年に国際NGOのコンサベーション・インターナショナルの協力のもと、サステイナブルな豆の購買プログラム「C.A.F.E. プラクティス」を立ち上げる。100%エシカルな豆の調達を目指し、栽培〜加工の過程に加え、生産地の環境・経済面にも責任を持つという指針だ。

また同年、最初のファーマーサポートセンターをコスタリカ・サンホセに設立。長期にわたり高品質の豆が生産できるよう、スターバックスと直接契約を結んだアグロノミスト(農学者)が頻繁に農園を訪問。コーヒーノキの適切な間隔や、肥料や水の効率的な与え方、豆の加工時に使用する水の量の削減や土壌侵食の管理などを直接、現地の生産者に指導するプロジェクトだ。

世界10ヵ所に設置されるファーマーサポートセンター
センターは南回帰線と北回帰線の間に広がる熱帯気候エリア・コーヒーベルトに点在する。

このファーマーサポートセンターの設立は自社農園のコスタリカに始まり、06年にグアテマラ、09年にルワンダ、11年にタンザニア、12年にコロンビアと続く。サステイナブルな調達ルートは順調に広がるものの、大変なのがアグロノミストたち。

例えばコロンビアの場合、ファーマーサポートセンターがあるマニサレスの町から農園までは片道車で2時間。スターバックスが扱うアラビカ種は標高の高い山地で栽培されるため、そこに至るまでの道路環境は決してよくないのだ。悪路を往復4時間かけて通い、指導に励むアグロノミストたち。彼らと生産者の協業なくしては、スターバックスのエシカルな調達は成り立たない。

12年にスターバックスは、6つ目にしてアジアで最初のファーマーサポートセンターを中国・雲南省に開設。14年にエチオピア、15年にインドネシアと続いた後、16年、最も古いコスタリカのファーマーサポートセンターがサンホセ中心街のオフィスビルから、ポアス火山の麓に広がる〈ハシエンダ アルサシア農園〉へと移転。今もスターバックスのグローバルアグロノミー研究開発センターとして大きな役割を果たす。

一連の活動で、今やスターバックスで扱う豆は99.7%が「C.A.F.E.プラクティス」の基準を満たす。今後もこの取り組みは継続されていく。

アグロノミストと呼ばれる農学者が、スターバックスのコーヒーの専門家として指導する。

2.バリスタが農園の物語を届けるためのオリジントリップ

お客様に一杯のコーヒーを提供することは、決して当たり前のことではないという、スターバックスの哲学。なぜなら生産者やアグロノミストが進める技術革新や労苦、情熱なくしては、「C.A.F.E. プラクティス」の基準を満たす、最高品質のコーヒー豆は生まれないからだ。

スターバックスが「最初の10フィート」と呼ぶ生産地の臨場感を体感してもらおうと、毎年実施しているのが、オリジンエクスペリエンスという生産地視察の旅。パートナーと旅の体験を共有できるかという視点で人材が選抜され、アジアのスタッフならインドネシアのスマトラの農園、北・中・南アメリカの店舗ならコスタリカの〈ハシエンダ アルサ シア農園〉、ヨーロッパの店舗ならルワンダの農園に派遣される。

日本のスタッフが訪れる農園は、島の空港からバスで6時間の場所にある。3日の滞在で収穫や苗の植樹、生産者や農学者との対話を体験。それぞれの視点で感じたことを持ち帰り、職場のパートナーと共有する。

3.淹れ終えた豆はどこへ?豆かすのアフタージャーニー

スターバックスはグローバル全体で、2030年までに廃棄物50%削減を掲げる。その一環として日本の店舗約800店で取り組んでいるのが、豆かすのリサイクル。

1店あたり1日約12㎏排出される豆かすを畑の土に混ぜる堆肥や牛の飼料にすることによって、店から出るゴミの7割が削減できる。育てられた野菜や牛のミルクの一部が、フードやドリンクの素材としてスターバックスの店舗に循環する仕組みもあり、2030年には国内全店舗での豆かすリサイクルの導入を目指す。

また神奈川県ではスターバックスのパートナーが高校生、農家とこの堆肥を使って野菜を栽培。地域の繫がりを生む契機にもなっている。

スターバックス コーヒー ジャパン お客様相談室

TEL:0120-336-388