ビアガーデンで楽しむ、幸せ湧きあがるクラフトビール

少しずつ春の暖かさが感じられるようになった3月のある日、クラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」のパッケージリニューアルを記念して、ビアガーデンイベントが行われた。イベントの舞台となったのは、緑豊かな芝生広場が広がる〈SHARE GREEN MINAMI AOYAMA〉。屋内会場と庭を開放して行われたこのイベントには、クラフトビールに関心の高い取材陣やゲストが招かれた。
会場内の装飾には「SPRING VALLEY BREWERY」の新たなロゴのカラーでもあるオレンジ色を所々で使用。暖かでスタイリッシュな雰囲気に彩られた。

ブランド名の由来は1870年に誕生した〈スプリングバレー・ブルワリー〉
今回のイベントがビアガーデンの形式で行われたのには理由がある。1870年、ノルウェー出身のアメリカ人醸造家、ウィリアム・コープランドが横浜の外国人居留地に日本のビール産業の礎を築いた醸造所〈スプリングバレー・ブルワリー〉を設立した。開業の地は後に、キリンビールの前身である「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」が置かれた場所である。まだビールが一般の家庭に流通していなかった時代。コープランドは醸造所に隣接する自宅を改装し、今でいうビアガーデンを設えた。みんなで一緒にビールを楽しみ、人と人とのつながりを育んだのだ。そんなコープランドの醸造所に敬意を込めて名前の由来とし、キリンビールから誕生したのがクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」。コープランドとゆかりの深いビアガーデンこそ今回のイベントのテーマにふさわしい、という思いからこのような形での発表会が開催されたのだ。

ビアガーデンが人と人とを繋ぐきっかけになるのは昔も今も変わらない
プシュッと缶を開ける心地よい響きが会場内にこだまし、新しいロゴがあしらわれたオリジナルのグラスに次々とビールが注がれ、「乾杯」の発声が響き渡る。会場に笑顔と楽しそうな話し声が溢れた。
“スプリング”が表す泉と“バレー”が表す谷を表現した新しいロゴは、「泉の谷からビールカルチャーが湧き上がる」をテーマに、これからの日本に自由なビールの楽しみ方が広がっていくことを目指してデザインされている。グラスに注がれた琥珀色の液体から泡が湧き立つさまは、まさに弾けるような幸せを彷彿とさせる。
そんな思いの込められたビールを片手に、幸せなそうな雰囲気を漂わせる会場のゲストに話を聞いた。
「麦のうまみと香りが豊かなのに、後味がすっきりしていますね。つまみのピンチョスとも相性抜群です。スパイシーなタコの味わいをビールがさわやかに流し込んでくれる感じです」と、「SPRING VALLEY BREWERY 豊潤ラガー 496」とフードの組み合わせを堪能していたのはモデルのEijiさん。最近クラフトビールを飲む機会が多いそうで、今日のイベントも楽しみにしていたという。「普段家では缶のままで飲んでしまうんですが、やっぱりグラスで飲むと特別感がありますね。今日はオリジナルグラスでの美味しい注ぎ方も習ったので、ぜひ自宅でも試してみたいです」
※当日参加したゲストへのインタビューの中から、コメントを抜粋・編集して掲載しています。

また、今回初めて「SPRING VALLEY BREWERY 豊潤ラガー 496」を飲んだというモデルの剛輝さんはこう語る。
「きれいな味わいで想像していたよりもずっと飲みやすいです。普段あまりお酒を飲まない僕みたいなビギナーこそ、たまに飲む1杯はこういうこだわりのあるクラフトビールを選びたいですね」
※当日参加したゲストへのインタビューの中から、コメントを抜粋・編集して掲載しています。

和やかなビアガーデンスタイルで、「SPRING VALLEY BREWERY」とフードを楽しむゲストのみなさん。イベントの途中から庭へ場所を移し、風を感じながら再度飲み始める人も。開放的なグリーンの広場で、グラスとスマホを片手に幸せの瞬間を記録していた。
今回のイベントはビアガーデンをテーマに行われたが、お花見やピクニックなどこれからの季節のイベントにも「SPRING VALLEY BREWERY」はオススメのビール。幸せが沸き上がるような特別な一杯から、自由なビール体験をはじめてみては。
