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若木信吾×Honda〈ZR-V e:HEV〉自分を解き放つ3つの方法

「異彩解放(いさいかいほう)」。個性を大事にしながら、自分を解放すること。その先には、果てしない高揚が待つのか、静かなるチルアウトがあるのか。ココロを躍らせたり、気持ちを鎮めることは、忙しい今を生きる私たちにとって大事なこと。「異彩解放」をキーワードとする『Honda ZR-V e:HEV』の横に佇むのは、若木信吾さん。写真家として活躍するのみならず、自身で出版を手がけたり、書店を営んだり、コミットするプロジェクトは数多い。自分を解き放つ3つの方法について、聞いてみた。

photo: Satoko Imazu / edit&text: Taichi Abe

瞬間を写真で切り取るという興奮

「自分を解放する方法って何ですか?」。この質問を投げかけると、間髪入れずに返ってきた答えが「やっぱり写真かな」のひと言。若木さんは、ゆっくりと二の句を続けた。

「小学生のとき、僕のうちには押せば撮れるカメラがあって、何気なくそれを使い始めたのが“撮影”のはじまり。

僕たちの世代はひと学年にものすごい数の生徒がいて、それなのに遠足に行くとひとりのフォトグラファーが生徒の写真を撮っていくんです。そうなると、どうしても目立たない子は撮られることがないまま終わっちゃう。僕が家のカメラを片手に、なるべく“みんな”を撮っていったんです。同じクラスの僕が撮った方が普段見ているままの顔が写るし、そういうことが楽しくて。今の撮影でもその感覚が続いている感じですね。

もっと言うと、僕が撮影した写真を買ってもらうと、お金が入るから、フィルムが買えてさらに撮れる。そのような“循環”も含めて、写真を撮ることは、僕にとって自分が解放されるエキサイティングなことのひとつです」。

広告や雑誌など数々の“仕事”を手がける一方で現在、若木さんは自身のレーベル「Youngtree」から、自分の“作品”だけを集めて編集した『Youngtree Annual』を刊行する。

「雑誌が好きなんです。中学生くらいになると、雑誌は僕に(ジャック=アンリ・)ラルティーグやブルース・ウェーバーを教えてくれました。さらには、ビートニクをはじめ、新しいカルチャーに触れることができた。そこで生まれた好奇心が、ニューヨークに留学するきっかけをつくってくれた気がします。一枚の写真を撮ることも好きなんですが、雑誌にするとストーリーが表現できますよね。だから、仕事ではない写真を一冊にまとめた雑誌をリリースすることにしたんです」

自身のプロデュース・撮影・編集による『Youngtree Annual』には、付き合いのある編集者や、世界的に活動するクリエイターまで、さまざまな顔が並ぶ。

『Youngtree Annual』に収録された一枚。彼のダンス動画も撮影した。(写真:若木信吾)
『Youngtree Annual』に収録された一枚。彼のダンス動画も撮影した。(写真:若木信吾)

「他のフォトグラファーの方も同じだと思うのですが、被写体と向き合うとき、『いまが撮るべき瞬間』というのが不思議とわかる。その瞬間に切り取った写真には、“いい顔”が撮れていることが多いと思います」と語る若木さん。

今回の取材にもカメラを携えて応じてくれた彼に、テーマである「自分を解放するモノやコト」に関する“いい顔”を撮影することをお願いしたところ快諾。「ちなみに、これ(上の写真)は『Youngtree Annual』に収録した一枚。もともとは名前を知られた写真家だった方で、今は地方に住んで独自のスタイルでダンスを創作していて。彼とたくさんの時間を積み重ね、彼の良い表情を切り取ることができました」

〈IFNi ROASTING & CO.〉でのチルタイム

自分のマインドをフリーにする時間として、若木さんが2つ目に挙げたのは静岡にある〈IFNi ROASTING & CO.〉でのひと時。

同店は、店主の松葉正和さんが2001年にスタートさせた焙煎所。もともとは紅茶しか飲めなかった松葉さんは、10代にエジプトで出会った一杯がきっかけでコーヒーに目覚め、世界各地でコーヒー豆に携わる仕事を経て、〈IFNi ROASTING & CO.〉をオープンさせた。

元サンダル工場だという焙煎所までHonda ZR-V e:HEVを走らせ、松葉さんと久しぶりの対面。現在はコーヒー豆の量り売りとテイクアウトドリンク、〈IFNi ROASTING & CO.〉オリジナル商品を販売する併設の直売所で、ドリップコーヒーの良い香りを横に若木さんに話を聞いた。

〈IFNi ROASTING & CO.〉の松葉さん。大きな焙煎機を前に。(写真:若木信吾)
〈IFNi ROASTING & CO.〉の松葉さん。大きな焙煎機を前に。(写真:若木信吾)

「松葉くんとは、訓市くん(編集者の野村訓市さん)を介して知り合いました。彼が焙煎するコーヒー豆で淹れた一杯は、どこかやさしい感じがして落ち着きます。コーヒーのみならず、彼自身とも馬が合って、Tシャツをつくったり、染色工芸家の芹沢銈介さんに師事した高井信行さんのパターンでアロハシャツを制作したり、何かと刺激を与え合う存在でもあります」

メディテーションとしてのドライブ

3つ目はドライブ。カメラや三脚をはじめ使用機材が多い写真家にとっては、クルマはとても身近な存在だ。

「忙しいときは、どうしてもクルマで過ごす時間が多くなってきます。車内は、自宅でも仕事場でもない第3の居場所。人の目を気にすることがなく大音量で好きな音楽が楽しめたり、好きなことができる場所です。今は車内で流す音楽のペースに合わせてゆっくりとドライブを楽しむことが多いですね。

事務所で考えてもアイデアはなかなか湧いてきませんが、窓外を流れる景色を見ながらストレスなくドライブしていると名案が思いつくことがあるんです」

Honda〈ZR-V e:HEV〉
機能美を備えたグリルとライトは凛とした印象を受ける。(写真:若木信吾)

「車内で過ごす時間が大事な僕にとって、重要なのは室内空間の快適性。ZR-Vはシートも良くて座り心地も良いし、スピーカーもハイクオリティだから満足できる時間が過ごせます」

今回の撮影現場にもストレスなく運んでくれたZR-V e:HEVを撮影するときも、人物のシューティングと同様に、近づいたり離れたり、時には違う角度から眺めてみたり。被写体と真摯に向き合い、丁寧にシャッターを切っていく。

「ZR-Vの顔?カッコいいですよ。いい顔してます」と若木さん。カメラと、クルマと、若木さんの解放的な時間はこれからも続いていく。

Honda〈ZR-V e:HEV〉の前に立つ若木信吾