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牛、豚、羊、道産肉をガッツリ味わえる8軒!札幌グルメのアドレス帳 Vol.9

札幌は言わずと知れたグルメの街。滞在中の食事機会は貴重で、店選びに失敗は許されない。悲劇回避のために、札幌の食通にリサーチし、地元のスタッフが調査した食のアドレス帳。シチュエーション別に、ぜひ活用を!

Photo: Ryo Ohkawara, Koichi Ono, Ryoichi Kawajiri, Yuta Kihara, Takuma Kunieda, Keigo Sadahisa, Mihoko Tsujita, Ryosuke Dewa, Hajime Nohara, Yujiro Yamanouchi, Yusuke Yarimizu / Text: Yumi Inoue, Tomoyuki Uchiyama, Masashi Osaka, Maiko Kasai, Naoto Kashiwazaki, Yasuhiro Kawamoto, Gentaro Kodama, Miwa Sasaki, Tamaki Sugaya, Hitomi Seki, Katsuaki Takasaki, Saori Fuse, Tomoko Yahata, Yuki Yamahira / Edit: Katsuaki Takasaki, Miwa Sasaki, Gentaro Kodama, Hitomi Seki

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北海道はブランド肉も多様。広大な自然の中でのびのび育った肉の旨味を、お腹を空かせてじっくり味わおう。

肉の割烹 田村 大通BISSE店(大通)

道産和牛の魅力をオホーツクから発信。

網走に近い美幌町の老舗精肉店直営。オホーツクエリアを中心に十勝や富良野など道内各地のブランド和牛を取り揃え、道産和牛をこよなく愛する店長が最適な食べ方をアドバイスしてくれる。一枚肉でも部位と焼き方で味わいが一変し、繊細かつ奥深い道産和牛の魅力に驚嘆する。

ノースコンチネント宮の森(宮の森)

肉とソース、迷う楽しさから味わって。

牛・豚・鶏・羊・鹿から選べる道産肉のハンバーグ専門店。肉を選んだら、お次はソース。八丁味噌のデミグラスソースや梅の煎り酒和風ソースなど約10種類から好みの組み合わせを。冬のおすすめは何といっても鹿肉。ナッツやフルーツを隠し味にした臭みのない味わいで人気。

鉄板焼 みつい(南3条)

鉄板焼きで道産肉をリーズナブルに。

高級なイメージがある鉄板焼きで、カジュアルな価格で評判の繁盛店。斜里町のブランド豚肉、サチク麦王のとんぺい焼き¥1,080、バルサミコソースで楽しむエゾ鹿のグリル¥1,100など店主が斜里町出身で食材は道東中心。北海道は魚だけじゃない!という心意気も味わえる。

士別バーベキュー(狸小路)

稀少な道産サフォークを存分に。

国産羊肉の中でも、とりわけ稀少価値の高い道産サフォーク種のラム肉にこだわる専門店。道内の牧場から一頭買いすることで、ロインやタン、フィレなど珍しい部位もラインナップ。部位ごとにカット方法を考慮し、それぞれに異なる食感や味わいを存分に楽しませてくれる。

プティ サレ(札幌駅)

道産肉の凝縮された味わいを一皿で。

エゾシカやトムラウシ産ジャージー牛など、道産肉を提供するカジュアルフレンチの名店。ディナーでは、自家製シャルキュトリー¥880〜を味わえる。厳選された道産肉はロティでも楽しめ、滝川産の合鴨は臭みがまったくなく、脂も甘くとろける。

ステーキ&ワインいしざき(すすきの)

記念日やお祝いに利用したい美食店。

精肉店が始めたステーキとワインの店。自社管理した但馬系黒毛和牛や厳選した海鮮を、ゲストの好みに合わせて目の前の鉄板で焼き上げてくれる。脂の旨味が感じられる霜降り肉は軽やかな口当たりが特徴。料理に合わせて選ぶワインとともに贅沢なひとときを約束してくれる。

焼肉グルマンズいとう(すすきの)

旨さに驚く予約必須の人気焼肉店。

札幌で最も予約が取りにくいといわれる焼肉店。全国各地から取り寄せた和牛や季節の食材を使った韓国料理の味に惹かれ、料理人たちが足繁く通うことでも名高い。鮮度が命のホルモンは道産のみを使用しており、噛み応えを意識したカットが肉の旨味を一層引き出している。

ひこま豚とまごころ料理 澤(南3条)

軟らかく優しい味わいの豚肉に感動!

森町で飼育されたSPF豚「ひこま豚」を使用した料理や、多彩な旬の味覚が楽しめる一軒。豚肉のおいしさに惚れて店を始めたという店主がおすすめするしゃぶしゃぶやヒレ肉の握りで、肉の旨味や脂の甘味を堪能して。自慢の塩とんかつには、キリッと冷えた白ワインをどうぞ。

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