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日本酒×ソーダ= “Sake Soda”を知っていますか? その組み合わせが生み出す、初めてのおいしさ

ハイボールや低アルコールサワー、カクテルのように新たなドリンクが定着していく中、伝統的な日本酒界隈にも新しい動きが。近頃注目を集めているのが日本酒をソーダで割るという新しいスタイル、すなわち“Sake Soda”だ。その代表例、松竹梅「瑞音」はソーダ割り専用の日本酒。2025年10月で発売1周年となる。その魅力や楽しみ方について、人気和食店のプロに教えてもらった。

photo: Shin-ichi Yokoyama / text: Mamiko Kume

日本酒の新しい魅力、ソーダ割り

長らくストレートで飲むものとされてきた日本酒だが、最近、ハイボールやサワーのように炭酸で割ったソーダ割りが、全国の和食店や居酒屋のドリンクメニューに浸透しつつある。

今までにないこのスタイルを牽引しているのが、名門・宝酒造が新たに造った松竹梅「瑞音」(みずおと)。そのままではなく、ソーダ割り=“Sake Soda”専用の日本酒だ。フルーティーな香りに米由来のふくよかな甘味といった魅力がありながら、炭酸によって喉越しの良さと爽快感がプラスされ、さらにアルコール度数も低く抑えられるのが支持される所以のようだ。

これまでの日本酒の場合、炭酸や氷を加えるとどうしても味わいが薄まってしまう印象があった。しかし松竹梅「瑞音」は、ソーダで割ってもしっかりとした香りとふくよかな甘みがあり、余韻も堪能できる。この味のため研究開発におよそ3年を費やし、原酒のアルコール度数を調整するだけでなく、ソーダ割りで最もおいしくなるように酒質が追求されているからだ。

“Sake Soda”のつくり方

この松竹梅「瑞音」のソーダ割り、つまりSake Sodaをメニューに採り入れている人気店、東京・新宿御苑前〈どろ山〉で、つくり方を見せてもらおう。

おいしく飲むには、酒1に対して炭酸1が基本。冷やしたグラスに氷を入れて、やはりボトルごと冷やしておいた松竹梅「瑞音」を注ぐ。ここに、よく冷やした炭酸水を同量、ゆっくりと注ぎ入れてステアすれば完成だ。氷が緩まないよう、グラスや材料はあらかじめ冷やしておくのもポイント。

「乾杯用としては日本酒はハードルが高いけれど、これならビールやハイボールと同じように最初の一杯として気軽に楽しまれる方が増えています。日本酒好きはもちろん、初心者でも度数が低めなので飲みやすい」とスタッフ。

優れた食中酒として、さまざまな料理と一緒に

酒単体のおいしさもさることながら、Sake Sodaの魅力は料理との相性の良さにもある。そもそも日本酒はとりわけ刺身や寿司のような魚介と相思相愛の関係で、かつ他にも多彩な料理と合わせやすい。会食や宴会でも、刺身や魚介はコース早めから出ることが多いが、すぐに日本酒を合わせて楽しめる。

ハマグリとムール貝の酒蒸しと松竹梅「瑞音」でつくるSake Soda
ハマグリとムール貝の酒蒸し。季節ごとにこんな魚介料理もあり。ふっくらした肉厚の貝、昆布を贅沢に使って旨味をプラス。松竹梅「瑞音」Sake Sodaはグラス825円。

例えばこの日の一品料理なら、ハマグリとムール貝の酒蒸しも、相性抜群。このように味のインパクトが強い海鮮料理でもしっかりと受け止めてくれる。

焼き鳥を焼く様子
比内地鶏をはじめ山梨の甲州信玄鶏などの銘柄鶏を、ライブ感ある炭火で火入れ。こんな串焼きがメインの店だ。

「焼鳥のように油や煙をまとっている料理にもよく合います。炭酸で割って完成する日本酒なので、香りも広がるし飲み口もいい」とスタッフも太鼓判。

焼き鳥と松竹梅「瑞音」でつくる、Sake Soda
手前は、愛媛 媛っこ地鶏と赤鶏さつま他を盛り合わせた、焼鳥おまかせ。奥は、九条葱 梅たたきとしらす。串焼はもちろん、シャキシャキとした食感とみずみずしい味わいの野菜にもSake Sodaが寄り添う。

1杯目から楽しめるSake Sodaなら、食事の初めからフィットして、適度なアルコール度数によるキレと炭酸の刺激で、続く料理ごとに後味もすっきりと洗い流してくれる。焼物や揚物にもぴったりで、最初から最後まで通して堪能できる。日本酒×ソーダという楽しみ方、これからのスタンダードに加わりそうだ。ぜひ飲食店で試してみたい。