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〈ロレックス〉が支援する、映画の芸術とアカデミー賞

マーティン・スコセッシやジェームズ・キャメロンとのパートナーシップ、芸術支援プログラム「ロレックス メントー&プロトジェ アート・イニシアチヴ」を通じて映画芸術の発展に寄与してきた〈ロレックス〉。今やその活動は映画界の最高権威である映画芸術科学アカデミーのサポートにまで及んでいる。

text: Norio Takagi

共通の信念が繋ぐ、映画芸術科学アカデミーとのパートナーシップ

2023年3月12日(現地時間)、ロサンゼルスのドルビーシアターで開催された第95回アカデミー賞の授賞式では『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞をはじめとする7冠を制して大きな話題となった。

アカデミー賞を主催し、映画産業における芸術と科学の発展に尽力する映画芸術科学アカデミー。2017年、そのエクスクルーシブウォッチとなったのが〈ロレックス〉だ。さらに同年、アカデミー賞のプラウドスポンサーにもなっている。〈ロレックス〉と映画芸術科学アカデミーは、時計と映画という異なるステージに立っているにもかかわらず、卓越性や才能の育成、進歩の促進、次世代への知識継承の重要性といった信念が共通し、このパートナーシップが実現した。

さらに、両者の関係性の深さを示しているのが、映画界に長年にわたって貢献し、素晴らしい功績を残した人物を称えるガバナーズ賞のエクスクルーシブスポンサーを〈ロレックス〉が務めていることだ。同賞の受賞者には、映画の表現に革新をもたらした監督や長年の社会貢献が評価された俳優などが名を連ねる。彼らが映画界や社会にもたらした功績は、〈ロレックス〉が取り組み、実践してきたこととまさに重なる。

また前述したように、卓説性は未来に継承されるべき、との信念を持つ〈ロレックス〉は、映画史の保存と映画製作の知識伝承を目的とする「アカデミー映画博物館」も、設立スポンサーとして支援している。2021年に完成した同ミュージアム3階には「ロレックス ギャラリー」があり、来館者を映画史のさまざまな瞬間に導いている。

緑のインテリアに寛ぐ授賞式の控室「グリーンルーム」

〈ロレックス〉とアカデミー賞とがパートナーシップを結んだのは、実はプラウドスポンサーとなった2017年の1年前であった。華やかなアカデミー賞授与式のステージの裏には、プレゼンターやゲストたちの社交の場であり、静かに心を落ち着かせるための部屋でもある「グリーンルーム」という控室がある。

〈ロレックス〉は、そのオフィシャルホストとしてインテリアデザインと運営とを2016年から担当しているのだ。インテリアは毎年変えられ、今年は熱帯雨林からインスピレーションを得て装飾された。これは〈ロレックス〉の環境保護への取り組み「パーペチュアル プラネット イニシアチヴ」のもと、環境保護に取り組む探検家、科学者たちへの敬意の表れだという。

プレゼンターやゲストは、ここで熱帯雨林に抱かれているかのようにゆったりと寛ぎ、華々しい授賞式の喧騒をしばし忘れる時間となっただろう。