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この時代に、なぜ機械式腕時計に惹かれるのか?デビューに最適な〈セイコー プロスペックス〉の3つのシリーズ

スマートウオッチやクオーツ腕時計全盛の現代にあっても、ゼンマイが刻む機械式の鼓動は、人を惹きつけてやまない。腕にのせるその瞬間から、ただの時刻表示ではなく、生活を共にする「道具」になる。〈セイコー プロスペックス〉は、ダイバースキューバ、スピードタイマー、アルピニストという3つの代表的なシリーズがあり、スポーツやアウトドアシーンに応える本格機能を備えながら、街にも溶け込むデザインを展開している。初めての機械式腕時計に最適なシリーズだ。

text: Shigeo Kanno

機械式腕時計、という世界へエントリーするために

〈プロスペックス〉の魅力は、単にアウトドアの過酷な条件を耐え抜く機能性だけではない。その一つひとつのモデルには、セイコーが積み重ねてきた挑戦の物語が刻まれている。

極限の海に潜り、未踏の山を越え、0.01秒単位の計測を競うスポーツの現場で磨かれてきた経験は、確かな技術と信頼性となって現代の〈プロスペックス〉に受け継がれているのだ。腕に巻いた瞬間に伝わる安心感や誇らしさは、単なるスペック表以上の価値であり、使い手のライフスタイルそのものを支える存在へと昇華している。

1968年のダイバーズウオッチ、オリジナルモデル
1968年のダイバーズウオッチ、オリジナルモデル。300m防水。

〈Prospex〉を構成する、3つの代表的なシリーズ

1.Diver Scuba:ダイバーズという世界

セイコーが1965年に国産初のダイバーズを世に送り出した3年後に誕生した、「1968 メカニカルダイバーズ」。当時としては画期的な10振動ムーブメントと300m防水ケースを搭載し、冒険家・植村直己らがエベレスト登頂に携行したことで伝説となった。現代の「SBEJ029」は、その系譜を継ぎながらGMT機能やセラミックベゼルを備え、都市生活にも映えるデザインへと進化している。

径42.0mm。厚さ13.3mm。SSケース。247,500円。

2. Alpinist:アルピニストという冒険

アルピニストは1959年に生まれた日本初のスポーツウオッチ「ローレル アルピニスト」を源流とする。山岳用に開発された堅牢な構造は、自然を相手にする冒険者に愛された。現行の「SBDC091」ではクラシカルなデザインと20気圧防水を備え、山と街を自在に行き来する現代のライフスタイルに寄り添う存在となっている。

ケース径39.5mm。厚さ13.2mm。SSケース。97,900円。

3. Speedtimer:スピードタイマーという挑戦

1969年に登場したスピードタイマーは、世界初の量産型自動巻きクロノグラフとして時計史に名を刻んだ。競技用ストップウオッチの技術を活かし、正確な計測性能を備えたその精神は、現代の「SBDC215」にも受け継がれている。内転式カウントダウン機能を搭載し、スポーツ計時に求められる高い判読性と操作性を満たしつつ、日常でも使いやすいサイズ感を実現した。

ケース径39.5mm。厚さ12.0mm。SSケース。137,500円。

海へ、街へ、そして山へ。3つの系譜は異なるフィールドを想定しながらも、「正確な時を刻む」というセイコーの哲学に貫かれている。初めての一本にふさわしい信頼性と歴史的背景を兼ね備えた〈プロスペックス〉は、機械式腕時計の世界に足を踏み入れる最良のパートナーだ。