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〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉の新作バッグ《PRISM SAC》が発売。三角形が生み出す立体美と機能性

〈バオバオイッセイミヤケ〉の新作《PRISM SAC》は、三角形のピースが組み合わさることで生まれる幾何学的な美しさと、日常に寄り添う機能性を兼ね備えたショルダーバッグだ。

text: BRUTUS

毎日使うものだから、細部まで心地よく

〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉のバッグは、何度見ても不思議な感覚に包まれる。

平面のときは驚くほど薄く、軽やかだ。だが、ものを入れた瞬間、幾何学的な造形がふわりと立ち上がる。三角形のピースが組み合わさり、立体を生む。まるでバッグ自身が呼吸をしているかのような、有機的な変化。これこそ、〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉が15年以上追求してきた美学だ。

BAO BAO ISSEY MIYAKE PRISM SAC
カラーはMATTE BLACK、DARK GRAY、KHAKIの3色展開。どの色も、日常のさまざまなシーンに自然と馴染む。11月1日(土)発売。各88,000円。© ISSEY MIYAKE INC.

《PRISM SAC》は、マットなレザーライク調素材を採用したショルダーバッグ。光沢を抑えた質感は、主張しすぎることなく、カジュアルにもフォーマルにも馴染む。

ユニセックスで使えるサイズ感も、このバッグの魅力のひとつ。H235 × W390 × D80mmの大きさは、日常使いに十分な容量を確保しながら、体に馴染むちょうどいいバランスを保っている。パートナーと共有したり、その日の気分で持ち方を変えたり。そんな柔軟な使い方ができるのも嬉しい。

デザインの美しさはもちろんだけれど、《PRISM SAC》は、使い手のことを徹底的に考えた機能も備えている。

ストラップ部分には、肩に優しくフィットするクッションを施した。長時間背負っていても疲れにくく、重めの荷物を入れても快適。毎日使うものだからこそ、この心地よさは何より大切だ。


フラップの両端にはマグネットを配置。ワンアクションで開閉できるから、頻繁に荷物を出し入れするときもストレスがない。荷物が増えてフラップが持ち上がっても、口元の留め金がしっかり中身を守る。中身が見えたり、こぼれ落ちたりする心配がなく、電車の中でも人混みの中でも、安心して持ち歩くことができる。

平面から立体へ、15年間の探求が紡ぐもの

2010年秋冬シーズン、〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉は単独ブランドとしてスタートした。三角ピースを原型に、さまざまなピースを組み合わせることで形を作り出す。その革新的なアプローチは、私たちがバッグに抱くイメージを少しずつ、けれど確かに更新してきた。

ピースの形、組み合わせは無限の可能性を秘めている。バリエーションを増やしながら素材の研究開発を続けることで、美しさと驚き、楽しみをもたらし、バッグに対する新しい価値観を提案し続けている。

《PRISM SAC》は、そんなブランド哲学が結実したアイテムだ。三角形というシンプルな形から生まれる複雑な表情と、平面と立体を行き来する自由さ、そして何より、持つ人の日常を豊かにする機能性。それらが調和した、〈バオ バオ イッセイ ミヤケ〉らしいバッグだ。