「快適なドライブにも、見た目にも、タイヤはこだわるべきパーツ」
晴海通りを流し、東京湾を望む有明の一角に颯爽と現れた漆黒の光岡・ビュート。降りてきたのは、ハライチとして活躍するお笑い芸人の岩井勇気さん。
「2年半くらい前に新車で購入した一台です。その頃は、この型式は生産中止になっていて、見つけた在庫は残り4台。ボディカラーは薄いピンク色しかなかったのですが、どうしても欲しかったので、買ってから黒にオールペイントしました」
岩井さんは無類の乗り物好き。そして、運転好き。今は愛車・ビュートと共に、カワサキのマッハ500を乗りこなす。
「バイクが旧車でとにかく手がかかるから、クルマは快適に楽しめる一台を選びたい。ストレスなくドライブしたいんです。行けるところはクルマで行きますよ。普段は仕事でも使うし、妻を近くの駅まで送っていったりもします」
これまでの愛車遍歴を聞くと、岩井さんは目の前にあるビュートとは文脈の違うクルマを乗り継いできた。
「免許を取ったのは比較的遅くて、25歳のとき。最初はセルシオで、2台目はレクサスIS。セダンのフォルムが好きで、いずれもローダウンして、ホイールをインチアップして乗っていました。僕は埼玉県出身なのですが、周りにはシャコタンのカルチャーがあって、どうやらその文化が刷り込まれていたみたい。免許を取ったら自然とセルシオを選んで車高を下げていました(笑)。当時も今と同様、どこに行くにもクルマで移動していましたね。今よりもちょっと強気な運転だったかもしれません」と笑う岩井さん。
「ローダウンしていると、タイヤのフィーリングって、よりダイレクトに伝わってきます。足回りが変われば、曲がるときの感覚も違うし、アクセルやブレーキの踏み方も変わってくる。『シンクロウェザー』は、路面にグリップするフィーリングが印象的です。そしてルックスにしても、車体とタイヤのバランスはとても大事。僕なんか数cmにこだわって、車高を下げていましたから。クルマに乗る人たちにとって、タイヤはもっと考えてもいい大事なパーツだと思います」
岩井さんは朝や昼はもちろん、時には深夜にもクルマを走らせる。
「少し前に眠たくなくて、夜中に妻を誘って千葉の〈大慶園〉にある大きなゲームセンターに行ったことがあって。ステアリングを握りながら“あぁ、遅い時間に自由に走るこの感じは久しぶりだな”と若い頃を思い出しました。一人で原宿あたりを流していると“昔は憧れていたこの街をクルマで走ることになるとは”なんて、ちょっと感慨深くなります」
高揚感、利便性、満足感。カーライフがもたらすメリットは数多くあれど、岩井さんにとって快適なドライブは、今と昔を繫ぐ大事なスイッチでもあるようだ。
クルマの祭典『東京オートサロン』が2026年1月9日~11日に開催
日本のカスタムカーの文化を発信することを目的として始まり、今や世界最大級のクルマの祭典となった『東京オートサロン』。今回、岩井勇気さんが愛車に付け替えて試乗した、〈ダンロップ〉のオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」のブースも出展予定だ。岩井さんにゆかりのあるセダンが「シンクロウェザー」を履いた展示車両も登場するほか、1月11日には、岩井さん自身が出演するトークショーも開催予定だ。
ダンロップタイヤ
TEL:0120-85-5565


