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ポケモンバトルの頂上決戦!カリフォルニアで開催された「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」レポート

『ポケットモンスター』略して“ポケモン”は、今や世界の共通言語。その原点であるゲームやカードの人気も、実にワールドワイドだ。8月半ばの3日間、アメリカのカリフォルニア州アナハイムで開催された「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」をレポート!

text: Chihiro Kurimoto

ポケモンバトルの世界チャンピオンを決める大会

「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」カードゲーム部門の会場
カードゲーム部門の会場。主に小学生以下の「ジュニアディビジョン」と主に中学生の「シニアディビジョン」、主に高校生以上の「マスターディビジョン」の3ディビジョンで頂点を争う。

ポケモンバトルの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」。2025年大会はアメリカのカリフォルニア州アナハイムで、現地時間2025年8月15日から17日(日本時間16日から18日)にかけて開催された。

部門別に①『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で競うゲーム部門、②ポケモンカードゲームでバトルするカードゲーム部門、③位置情報を活用したゲーム『ポケモン GO』の対戦機能でバトルする『ポケモン GO』部門、④5人でチームを組み、時間内で得点を競う『ポケモンユナイト』部門の4競技が行われた。

「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」の会場である〈アナハイム コンベンションセンター〉
今大会の会場である〈アナハイム コンベンションセンター〉には、選手と観客を合わせて25,000人以上が来場した。

開会式はカウントダウンからスタートすると、各国の大会を勝ち抜いたトレーナーの映像が映し出され、会場の熱気は最高潮に。カリフォルニアならではの歌やダンスのパフォーマンスが披露され、株式会社ポケモン代表取締役社長である石原恒和の挨拶で幕を開けた。その様子はポケモン公式YouTubeチャンネルや「ニコニコ生放送」などの動画サイトでも配信され、世界中から熱視線が集まった。

アーティストによる歌やダンスのパフォーマンスの様子
アーティストによる歌やダンスのパフォーマンスで開幕!大会の公式ソングであり、Cam SteadyとToastymarshmellowのコラボ曲「Good Game」も披露された。
株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和
大会限定Tシャツに身を包んだ、株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和が登場。
決勝戦の様子その1
決勝戦の様子その2

世界の強豪たちの中で、日本人選手も大活躍!

日本からは、各部門の国内大会で上位に入賞した選手や、ポイント上位者が出場権を獲得。こうして48の国と地域から集まったプレイヤーたちが、世界一の座を巡って戦いを繰り広げた。決勝戦は「ポケモンワールドチャンピオンシップス」において史上初となるアリーナ会場で行うことに。

日本人選手も大健闘し、カードゲーム部門のジュニアディビジョンではオキタ ユウヤ選手が優勝、ゲーム部門のジュニアカテゴリではアリノリ ソウスケ選手が準優勝、『ポケモンユナイト』部門では日本代表チーム「ZETA DIVISION」が準優勝を果たした。

来場者みんなが楽しめる、ポケモンファンエキスペリエンスも

大会期間中、会場となった〈アナハイム コンベンションセンター〉ではピカチュウバルーンがお出迎え。さまざまなポケモンと一緒に撮影できるフォトスポットのほか、Nintendo Switch 2 やカードゲームを試遊できるアクティビティゾーンが設置され、世界中から訪れた観光客を楽しませた。

ポケモンワールドチャンピオンシップスのバナー

次回の「ポケモンワールドチャンピオンシップス」は、2026年8月28日から30日の3日間、サンフランシスコで開催される予定。さらに、「ポケモンXP」という新たなイベントが同時開催されることが発表された。ワークショップやスペシャルゲスト、限定グッズの販売など様々な体験型のコンテンツが楽しめるというが、詳細は謎に包まれている。続報を待ちたい。

世界を熱狂させるポケモンから、ますます目が離せない!