「球根ドロセラ」とは?
球根ドロセラはオーストラリアを中心に、ニューギニア、日本にも分布する食虫植物の一群。中でもオーストラリアのものは美しいロゼット状になり、人気が高い。葉の腺毛から分泌する粘液で昆虫を捕らえて栄養を補う。乾燥する季節には地中の球根で休眠することで生き抜く。
ドロセラ ローリー
オーストラリア南西部に分布する小型種だが、この個体は、中でも「ジャイアント」と呼ばれる大型タイプ。葉数が多く非常に美しいロゼットとなる。花茎が短くかわいらしい白い花を咲かせる。

ドロセラ スカモサ
オーストラリア南西部に分布する、赤と緑のコントラストが美しい模様が入る人気種。個体差が大きく、色や葉の形状のバリエーションが多いのも魅力。この個体は葉に緑の縁取りが入るタイプ。

ドロセラ ブラウニアナ
西オーストラリア州のごく限られた地域にのみ分布する稀少種。小型ながらびっしりと粘液をつけるため、輝く姿が美しい。ワインレッドの葉にピンクの花を咲かせる。球根ドロセラは一般的に白か黄の花が多い。

ドロセラ マクロフィラ
オーストラリア南西部に分布する大型種。大きな丸葉に赤い筋が入り、長い花茎を上げる。花数も多く、迫力があって見応えがある。また、産地によるバリエーションも豊富。

ドロセラ ゾナリア
オーストラリア南西部に分布する、まるでバラのようなロゼットになる美種。スカモサと並ぶ、球根ドロセラの2大人気種。性質もスカモサと似ており、球根が深く潜るので、深鉢での栽培が◎。
