写真で見る「通いたくなる動物園と水族館。」

Photo: Tetsuya Ito,Ryoichi Kawajiri,Kazuho Maruo,Taro Hirano,Kosuke Mae,Megumi Seki,Kei Taniguchi

BRUTUSで人気の特集「通いたくなる動物園。」と「通いたくなる水族館。」がムック本「特別編集 合本 通いたくなる動物園と水族館。」になって帰ってきました。発売を記念して、一部を特別公開!あなたは、どの子に会いに行きたいですか?

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旭川市 旭山動物園
今では全国の動物園でよく見られる「行動展示」を取り入れた草分け的存在が旭山動物園。始まりは1997年、「ととりの村」という鳥類エリアだった。現在に至るまで進化を続けている。

※この写真は2023年1月に撮影されたものです。現在の展示内容と異なる可能性があります。
Photo / Tetsuya Ito
鳥羽水族館
日本ではここだけで出会える海獣ジュゴン。メスのセレナは推定38歳。鼻の穴の丸いパーツは水面で呼吸する際に内側へ開く。
Photo:Megumi Seki
札幌市円山動物園
厚く敷いた砂や自然採光、国内では初の屋内プールなど、寒冷地での幸福な暮らしを追求したゾウ舎。柵越しで世話をする「準間接飼育」を採用し、飼育員の安全も追求している。
Photo / Ryoichi Kawajiri
長崎ペンギン水族館
屋内の〈亜南極ペンギン室〉では、柵を隔てることなく4種類のペンギンが共生。普段は置物のように微動だにしないキングペンギンも、給餌の時間になると活発に動く。
上野動物園
キスをしたり、ハグをしたりして挨拶を交わす習性のあるオグロプレーリードッグ。団子になって暖を取るものも。
Photo / Kazuho Maruo
アクアワールド茨城県 大洗水族館
〈サメの海〉水槽のシロワニ。オス2匹とメス5匹が展示され、そのうちのメス1匹はここで生まれた個体だ。
ときわ動物園
稀少な霊長類を中心に26種の動物を展示。日本で初めて園全体に生息環境展示を採用し、動物の生態や自然環境など幅広い学びを促すことを目指す。

南米の湿地に生息するカピバラの展示には川を模したプールも。野生の水鳥も遊びに来る。
Photo / Taro Hirano
ネオパークオキナワ
主に熱帯地域に生息する約100種類の鳥や動植物を日本最大級のフライングケージ方式で展示。無料のバードショーも。

ケニアのナクル湖を再現したエリアには300羽以上のアフリカクロトキやアフリカヘラサギなどが放し飼いに。自然繁殖しているため、営巣や子育ての様子を見られることも。園で販売しているおやつを与えることもできる。
Photo / Tetsuya Ito
京都市動物園
日本で2番目に古い歴史を持つ動物園。チンパンジーが数字の順序を覚える先端研究などにも取り組む。モモタロウが妻と2人の息子を支えるニシゴリラ一家は園の人気者。
Photo / Kosuke Mae
沖縄美(ちゅ)ら海水族館
1975年に沖縄国際海洋博覧会から水族館がスタート。2002年〈沖縄美ら海水族館〉として開館。
〈黒潮の海〉は最長飼育記録30年を更新中のジンベエザメのジンタをはじめ、大型のオニイトマキエイなど、約70種が回遊。容量7,500㎥、巨大アクリルパネルの大水槽だ。
Photo / Tetsuya Ito

世界の温かい海に暮らすオキゴンドウは絶滅が危惧される稀少種。この強大な歯でマグロなどの大型魚も噛みちぎって食べるという。
Photo / Tetsuya Ito

ギザギザとした頭部や硬い外骨格に覆われた見た目がインパクト大のオニキホウボウ。お腹側にある2対の指状の胸ビレを使って歩き、泳ぐ姿がかわいらしい。
Photo / Tetsuya Ito

観賞用として人気で、カクレクマノミと共生することでも知られるハタゴイソギンチャク。
Photo / Tetsuya Ito

バラハナダイはやや深い岩礁域に生息するピンクと黄色の美しい深海魚だが、深海では蛍光発光する。
Photo / Tetsuya Ito

アドベンチャーワールド
現在4頭いるジャイアントパンダファミリーをはじめ、陸、海、空の140種1,400頭の動物が暮らすテーマパーク。広大なサファリワールドのほか、水族館、遊園地もいっぺんに楽しむことができる。
結浜(ゆいひん)。2016年9月18日生まれ。頭のてっぺんが三角に立っているのが特徴。アドベンチャーワールドで最も大きい197gで誕生した。
Photo / Tetsuya Ito
鶴岡市立加茂水族館
1930年開館。2014年リニューアル。クラゲの姿を一晩中配信するYouTubeや、大水槽の前で行うイベント『音楽の夕べ』も。
直径5mの巨大水槽を数千匹のミズクラゲが浮遊する。成長すると15~30㎝ほどになるミズクラゲの英名はムーンジェリー。宇宙船の窓から銀河を眺めているような気分になる。
Photo / Megumi Seki
那須どうぶつ王国
マヌルネコはネコ科では最も古い種。その魅力と絶滅に瀕する現状を周知するべく公開されたオリジナルMV「マヌルネコのうた」はYouTubeで再生回数479万回以上(2025 年2月時点)。「うた」シリーズの「スナネコのうた」もおすすめ。
写真:那須どうぶつ王国提供

特別編集 合本 通いたくなる動物園と水族館。」では、この記事で紹介しきれなかった、全国68施設&200種の生き物たちを掲載中!ぜひ、本誌でご覧ください。