大坪洋介とスタイリスト・二村毅が提案するリーバイスビンテージ。靴とロールアップのスタイリング

デニム好きって2通りに分かれると思うんですよ。いつも同じ品番で似た靴を合わせるユニフォーム主義者と、あくまでファッションとして楽しむモード主義者。
大坪さんは年代も知ったうえで後者だからさらにコアですよね。

ほぼ毎日デニムなので、制約を設けたら人生損してるように思うんですよね（笑）。

しかも西海岸のカルチャーだけでなく、モードからワーク、ミリタリーの歴史まで靴選びに反映されていますよね。このスタイリングを見ると、デニム好きとは一概に言えない着崩しの美学があって本当に勉強になります。

おそらく、多くの人が501®の年代でシルエットが変わったり、裾幅が違うことを知らないと思うんですよ。ヘリテージラインだからといって、懐古趣味に終始してはもったいない。

アーカイブとファッションの狭間にあるデニムを偏らずに楽しもうってことですね。

まさしく。リーバイス側の人間が率先して新しい提案をしていくことが大事かなと。それこそが僕にとってのライフスタイルなんです。